ネパールトレッキング4-10

アンナプルナサーキット

2023年5月17日13時15分ラージュンのリバーサイドロッジにて: マルファパレスホテルの居心地が良かったので連泊しようかとも思ったが、マルファからは山がきれいには見えないので、トゥクチェピークやダウラギリの眺めの良いラージュンまで歩くことにした。8時半ごろ出るとすぐに舗装道路になり、トゥクチェまで歩いた。マルファからカロパニまでは、2018年には逆方向をトレッキングしたが、広い河原を通った覚えがある。現在は川の西側に舗装道路ができている。しかし、未舗装のカグベニ-ジョムソン間に比べて車が通る頻度は低く、5分に1台くらい。11時過ぎに道路沿いの新しい食堂で昼食を食べた。空気が乾燥しているのか、それとも、連日のトレッキングで日焼けをしたのか、唇が荒れていて、ケチャップが沁みた。コバンで2018年に昼食を取ったロッジは閉店していた。トレッカーがこないからだろう。ラージュンで13時となったが、天気が曇っていて、せっかくのダウラギリ(村の風景とマッチしていてすばらしい)が見えない。ラージュンで1件だけ営業していた、リバーサイドロッジに泊まることにした。

19時45分同所にて: 19時くらいになると天気が良くなって、ツクチェピークやダウラギリが見えてきた。標高2500mくらいのところから、7,000~8,000mの山々を仰ぎ見るのは、迫力があり、日本では体験できない。今の時期は朝の10時頃までに山々がきれいに見える確率が高い(夕方よりも朝の方が空気が澄んでいる)。明日はバスに乗ってポカラまで行く予定であったが、カロパニまで短距離であるが、ツクチェピークとダウラギリがはっきり見えることを期待して、トレッキングをすることにした。

5月18日5時20分同所にて: ここの宿には中庭がある。昨日到着した時にここの娘さんがずっと何かをたたいていた。胡椒でもつぶしていると思って近づいてみると、香菜のようなものをたたいていた。これを鍋で煮詰めて香辛料を作っているようだ。ロッジの食堂にはケチャップと緑っぽい辛い香辛料の容器が置いてある所が多いが、この緑っぽい香辛料かもしれない。夕方になると子供達が学校から帰ってきて、おやつ(パンケーキのようなもの)を食べながら遊んでいた。その後、仕事を終えたおじさんたちが、子供たちの横でサイコロのようなものを振ってゲームをしていた。サイコロを振る時の声に気合が入っていたので、お金をかけているようである。子供の教育に悪いと思った。夕食の野菜モモと野菜スープ(ともに300ルピー)は美味であったが、昨日から唇が荒れていて食事のたびに強い痛みを感じる。明日からのトレッキングが黄色信号になった。抗生剤を塗ったが効かず、たまたま持ち合わせていたボラギノールを塗ってみたら、効いたようである。次回のトレッキングがあるとすれば、リップクリームは必需品である(ボラギノールではやや不十分であったが、ポカラでリップクリームを補給して、とても良くなった)。

マルファから川の西側に舗装道路が続く。高山はダウラギリ。
夕方、ダルラギリ(左)とトゥクチェピーク(右)が見えてきた。
たたいて潰した香菜を煮て、香辛料を作っているみたい。
野菜モモと野菜スープ

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