ネパールトレッキング4-9

アンナプルナサーキット

2023年5月16日18:00マルファパレスホテルにて記す。: 昨日泊まったカグベニのホテルパラダイスの食事は量が多い。昨夕のミックススパゲティや今朝のアップルパンケーキは2食分あった。前回と調理人が変わっていて、西洋人の客に合わせているのだろう。私は注文した食べ物を残さないことにしているので、完食するのに疲れ、今朝は体調が悪くなった。カグベニはジャルコットと同様にとてもチベット的な集落である。街中を散策してから8時45分ごろに出発し、車道をひたすらジョムソン目指して歩いた。近くにニリギリ、ジョムソン方面にツクチェピークとダウラギリが見える。トレッカーはほとんどいない(ムクティナート以降はトレッカーがだんだん少なくなる。バス、ジープ、飛行機で移動したのであろう。私がトレッキングを続けている理由は、カグベニとマルファのチベットの雰囲気を味わいたいのとラージュン辺りからダウラギリとトゥクチェピークを見たいからである)。3分に1台くらいの頻度で車が通るので、轢かれないように注意が必要。12時15分にジョムソンに到着。タカリキッチンで食事をしてから、1983年と2018年に宿泊したホテルスノーランドに行ってみた。2018年にお世話になった息子さんはおられたが、1983年にお世話になり、2018年にはポカラの病院に検査に行かれていたおかみさんは、残念ながら昨年亡くなられていた。スノーランドホテルは満室で、オーナーが日本語をしゃべれるマルファのパレスホテルを推奨してもらい、そこへ行くことにした。強い南風を受けて、1時間半ほどかけてマルファに着いた。誰も歩いていなかった。ここのホテルは立派で、他のロッジより若干高めの朝食代含めて2000ルピーであるが連泊したくなるほど快適であった。他のロッジの宿泊代はチャーメの無料(ただし夕食と朝食はそのホテルで取る)からカロパニ(ここも快適であった)の800ルピーの間であった。オーナー夫妻は日本に長く住んでいたことがあり、日本語がとても上手である。今も京都に店を持っていて、年に2回くらい日本を訪れるとのこと。亡くなっていたスノーランドホテルのおかみさんはオーナーのお姉さんであることがわかった。

ニリギリ

ニリギリ

ダルラギリ(左)とトゥクチェピーク(右)

ダルラギリ(左)とトゥクチェピーク(右)

ジョムソンのスノーランドホテル。表は銀行に貸している。

ジョムソンのスノーランドホテル。表は銀行に貸している。

温水のシャワーを浴びて、洗濯をして、落ち着いたので、街中に出た。マルファのメインストリートは観光を意識しているようにきれいである。まずはゴンパへ行った(寄付制であり、300ルピー寄付した)。2018年に来た時には無人の本堂を見学して、寄付もせずに気が引けていたが、今回は若いお坊さんがいて、見ても写真を撮ってもOKとのこと。正面に阿弥陀如来(アミターバー、無限の光を放って人々を救済するのでチベットでは赤色をしています)、左に観音菩薩、右にリンポチェの像があり、日本の像に比べて色遣いがかなり派手である。お坊さんには阿弥陀如来は日本でも人気があると伝えた。「南無阿弥陀仏」を唱えて、暗い本堂にしばしたたずんでいた。密教の雰囲気を少しだけ味わえたかもしれない。次に、前回も訪れたが河口慧海記念館(100ルピー)を訪問した。

マルファのメインストリート
マルファの家々

ゴンパの中心仏の阿弥陀如来(アミターバー)と観音菩薩(次の写真)と壁画(その次の写真)

ゴンパの中心仏の阿弥陀如来。無限の光を放って人々を救済するので、チベットでは赤色をしています。
ゴンパの中心仏阿弥陀如来の左に安置されている観音菩薩
ゴンパの壁画

河口慧海記念館

河口慧海記念館

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