ジョムソン街道1

大学生の1983年に初めて訪れたネパールトレッキングがジョムソン街道でした。自動車道はなく、電気は通っていませんでした。

ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-9

レッドハウスホテル(前日のカグベニでの宿)は非常にわかりにくいところにあるのに、なぜか白人たちがいっぱい来て満員になった。美しい壁画と仏像以外に、飯がうまいからだと思う。口コミで集まってくるのだろう。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-8

6時過ぎにトロンパス方面の茶屋目指してムクチナートを出発。茶屋は標高4150mにあり、そこからの景色がいいらしい。外は寒い。氷が張っている。20分でゴンパ(お寺)に到着。さびれていてくずれかかっている。そこがいかにもチベット的な感じがする。ヒマラヤ奥地の密教寺院である。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-7

7時にとにかく出発。1時間半のところにある茶屋で30分先にあるカグベニに行くか、3時間半1000m登りのムクティナートへ行くかの選択をすることにした。茶屋でミルクティーを3杯飲んで、20ルピーでマフラーを買ってから、体調が良く、どうやら熱がないらしいので、9時半ごろムクティナートを目指して出発した。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-6

土の河原を1時間歩いてマルファへ。ここはもうチベットの感じが漂っている。道の真ん中に、道と平行に石の壁があって白く塗ってある。黒っぽい平らな石が置いてあって、文字の彫刻がしてある。トレッキングで奥に入れば入るほど、だんだん雰囲気が変わってくる。タトパニで帰る人は不運である。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-5

出発してすぐ、トゥクチェピーク、ダウラギリ、ニルギリなどの美しい雪山が見えてきた。カロパニまで3時間。ここは視界がよく、これらの山、それにアンナプルナが良く見える。昨日ここに泊まれば良かった。ここからは河原となり、平坦になり、また景色が変わる。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-4

タトパニは標高1000mほど(正確には1189m)なので、セーターなしのシュラフだけちょうどだった。日の出前に目が覚め、温泉へ行ってみた。タトパニはヒマラヤでは珍しく温泉が出る。温度は低く、ぬるま湯という感じ。20分ほど浸かっていた。戻って飯を食い始めたら、何故か出発したくなった。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-3

今日は強行軍。足が痛くなった。多分明日はここに連泊するだろう。7時出発の予定が、飯が遅れて、8時出発。今日は昨日より空気が澄んでいて、山が良く見える。ウレリからはアンナプルナサウスが見えているようだ。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング1-2

昨日泊まったチャンドラコットは標高1562mだが、セーターを着こんでシュラフに入っても寒かった。腹の調子は悪い。しかし意外と元気なので、ゴレパニ(2853m)目指して8時に出発。昨日まで一緒だった日本人二人と別れ、今日からは一人。
ジョムソン街道1

ネパールトレッキング 1-1

冬は登山をほとんどしませんので、過去に3回実施しましたネパールトレッキング(1983年Suikhetからムクティナートまで、2018年ヒレからムクティナートまで、2019年アンナプルナベースキャンプ往復)の日記を掲載します。1回の投稿で1日分です。
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