2023年5月9日16時55分アッパーピサン(標高3190m)のホテルロイヤルネイシャン(Nyeshang)コッテージにて: 今日からトレッキング開始。8時20分に出発。昨日の車酔いが少し残っていたが、ゆっくりペースで問題ない。天気は良く、ロッジから雪山のラムジュンが見えていた。チャーメの街中でネパール製と思われるフリースを買った(1,800ルピー)。主に車道(一部トレッキング道もあった)を辿って、14時25分にアッパーピサンに到着。ここのロッジは部屋代200ルピーなのにガスによるお湯が出る。食欲はなかったが、飽和酸素濃度を測ってみると91で、2700mに住むエベレスト街道の人々の平均値と同じで、問題はないことがわかった(パルスオキシメーターを持参していて、この後も飽和酸素濃度を指標として高山病になっているかどうかを判断しました。)。
標高(m) | 2350 | 2700 | 3500 | 3900 | 4400 | 4800 |
平均 | 93.2 | 91.1 | 85.8 | 84.5 | 82.6 | 78.7 |
危険値 | 88.2 | 85.9 | 76.8 | 74.1 | 73.1 | 67.5 |
5月10日14時25分同所にて: 昨晩から断続的に雨が降っている。今日はここに連泊することにした。せっかくアンナプルナⅡ峰が間近に見えるところにいるのに、その姿を拝まずに移動することはできない。マナンで連泊して高地順応する予定であったが、ここで順応することに変更した。このロッジはネパールでは珍しくWi-Fiの電波が一日中強い。雨ですることがないので、日本と連絡を取ったり、ずっとパソコンを見ていた(ネパールではほぼ日本の電化製品のコンセントがそのまま使えます)。朝、ロッジのオーナーに今日の天気を聞いたところ、わからないとの答えであったが、雨季が来たのかと聞いたら、即座にNoとの返事があった。明日から晴れることを期待したい。雨だと日本であるのかヒマラヤであるのかの区別がつきにくい。
5月11日4時30分同所にて: ここアッパーピサンにもウエザーニュースが天気予報を提供していることがわかった。明日から5月14日までずっと晴れ(降水確率20%)で、この間の気温は最高32℃で、最低14℃である。このまま順調にいけば、14日にトロンパスを越えられる。
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