1983年4月1日15時30分トゥクチェのロッジ(Laximi Lodge)にて記す。: 今日は7時30分頃ガーサを出発。下痢は酷い。昨日の夕食に春巻きを食べたのがいけなかったのだろうか。12時間睡眠により足の痛みはかなり回復したが、腹が痛い。一難去ってまた一難。ヒマラヤではなかなか健康なままではいられないようだ。出発してすぐ、トゥクチェピーク、ダウラギリ、ニルギリなどの美しい雪山が見えてきた。カロパニまで3時間。ここは視界がよく、これらの山、それにアンナプルナが良く見える。昨日ここに泊まれば良かった。ここからは河原となり、平坦になり、また景色が変わる。河原は幅500m程もあり、川が幾筋にも分かれている。上高地を思い出した。しかしスケールはこっちの方が大きい。すばらしい。感動した。
トゥクチェには3時過ぎに到着。川の向こう岸を歩いていたので、行き過ぎそうになったが、道のないところを横切った。田んぼに迷い込んではまってしまった。今、靴を火で乾かしている。
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