ネパールトレッキング1-6

ジョムソン街道1

1983年4月2日14時30分ジョムソン スノウランドホテル(Jomosom Snow Land Hotel)にて記す。:(トゥクチェのロッジにて)夜中に毛布が落ちて目が覚めたけど、隣の部屋からもう1枚借りて2枚重ね、さらにウインドブレーカーを着て寝ると暖かかった。しかし、喉が痛い。下痢は消化のいいものを食べているため、治りつつある。7時過ぎに出発。トゥクチェは外から見るとゴーストタウンみたい。内には宿があるが、人は少ないみたい。少しチベットの感じがする。土の河原を1時間歩いてマルファへ。ここはもうチベットの感じが漂っている。道の真ん中に、道と平行に石の壁があって白く塗ってある。黒っぽい平らな石が置いてあって、文字の彫刻がしてある。トレッキングで奥に入れば入るほど、だんだん雰囲気が変わってくる。タトパニで帰る人は不運である。村と村の間の地形は荒涼としていて、雪山がひと際きれいに見える。

マルファ この村からはチベット的で、奇怪な感じがした。
マルファ この村からはチベット的で、奇怪な感じがした。
道の真ん中に、道と平行に石を積み上げた壁があり、上に黒い平べったい石が載せられている。石には文字が刻まれている。
道の真ん中に、道と平行に石を積み上げた壁があり、上に黒い平べったい石が載せられている。石には文字が刻まれている。
この村の出入り口なのか。彼らはタカリーという種族。この村の茶屋に桜田淳子のポスターが王様の写真と並んで貼ってあった。
この村の出入り口なのか。彼らはタカリーという種族。この村の茶屋に桜田淳子のポスターが王様の写真と並んで貼ってあった。

 昨日左足裏にできたまめが痛い。マルファからジョムソンまで2時間くらいかかった。もう歩きたくなかった。今日は土曜日なので、飛行場のオフィスは休みみたい。前のスノウランドホテルで一休みしていると、おばさんが出てきて、2時からOMホテルで予約できるらしい。11時だが、ひとまず昼食をとる。ここで日本人のカップルに会った。9月に日本を出て、ヨーロッパ、パキスタン、インド、ネパールと長期滞在。ポカラだけに3週間。トレッキングに4週間。うらやましい。ムクティナートへ行くことを勧められた。行くことにし、飛行機の予約は水曜日に取った。これで明日ムクティナートに着けば楽になる。ここのホテルは気前が良く、まきを昼から焚いてくれる。いいホテルに泊まれた。ジョムソンは飛行場があるので大きな町かと思ったが、そうではない。空港前にホテルが5-6件。橋の向こうに郵便局と銀行、それにホテルが1件だけ。

ホテルスノウランドのおばさん この時撮った写真ではない。36年後に再訪したときはポカラに出かけていて会えなかった。これはホテルに掲げてあった写真で、いつ写したかは不明
ホテルスノウランドのおばさん
ジョモソム空港 ポカラを出て、6日目に初めの目的地であったジョモソムへやっと到着した。
ジョムソン空港 ポカラを出て、6日目に初めの目的地であったジョムソンへやっと到着した。

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