ネパールトレッキング3-5

アンナプルナ内院

2019年11月1日12時30分マチャプチャレベースキャンプ(3650m)にて記す。: 昨日の夜は喉がとても痛く、途中で引き返すことも考えたが、朝になると出発できるまでになっていた。高地で空気が薄い中、ゆっくり登った。1時間ほどでデオラリに着いた。谷が深いため、雪山はあまり見えない。途中でポーターを連れた日本人一人と会った。また、ネパール人から、「あなたは60歳にしては元気だ」と褒められた。日本で2番目に高い北岳3192mより高いところに来ている。荷物は重いし、年はとっているし、咳は少し出るし、右足は痛いし、寒いし、つらいことが重なっている。この先はパラダイスがあるのだろうか。本日はこれからゆっくり休憩する。

マチャプチャレベースキャンプ(3650m)

夕方同所にて記す。: 昼食にポテトフライ付の春巻き(640ルピー)を食べた。味に少し違和感があるが、野菜たっぷりで栄養になると思われる。食欲が出てきた。同室の予定だった中国人(ヒマラヤホテルでも同室、大連から来た20歳台、剣道をしているとのこと、ポーターを連れている)はこれからアンナプルナベースキャンプ(ABC)(4130m)を往復する予定だったが、ABCの景色がガスで見えなさそうなので、ABCに泊まると言って出発した。13時30分から17時までゆっくり寝て(3650mでも寝ることができた)体力が回復したようだ。人には回復する力があるので、疲れたら休養が一番。外に出るとマチャプチャレが霧の向こうに見えかかっていた。ずっと見ていると夕日に輝いてきた。右の方の山は見えなかったが、部分的にでも見えてラッキーだった。今の時期は午前中の10時~11時頃までしか山は見えない。明日は荷物を部屋において、朝食を食べないでABCを往復するつもり。向こうで朝日に輝く山々を見たい。もしも明日の天気が悪ければ、ABCまで移動して泊まる。ヒマラヤの山を間近で見るのが目的なので、日程を使いたい。ここの高度に慣れたら、ABCでも大丈夫かもしれない。今のところ高山病の症状は出ていない。昨年のカグベニ(2807m)では心拍数が増加していて高山病の症状が出たように感じた。せっかく来たので、天気が良くてもABCに泊まるのが良いかもしれない。

野菜たっぷりの春巻き
霧の晴れ間から見えた夕日に輝くマチャプチャレ

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