ネパールトレッキング4-2

アンナプルナサーキット

2023年5月7日16時45分ベシサハール(標高823m)のジャムガディ(Jumgadi)ロッジにて: 朝6時にカトマンドゥのダルバール広場近くのアンナプルナロッジを出て、郊外のニューバスパークまで約1時間歩いた(タクシーを使った方がよいと思います)。ネパールの道は、車、バイク、歩行者がランダムに通っていて、決して人優先ではない。歩くのに神経を使う。放し飼いの犬に2回ほど寄って来られ吠えられた。バス停に着くと、小型バスの関係者にベシサハールに行くのかと聞かれ、言われるままにバスチケットを買った。昨日の旅行代理店での言い値2000ルピーよりも安い900ルピーで、同様の小型バス(15人乗り)である。予想通り、旅行代理店はボッタくりであった。小型バス内の他のトレッカーは6人グループ(うち2人はポーター)だけで、残りはネパール人が移動に使っている。ローカルバスよりも早くて居心地が良いからだと思われる。

バスは満席になれば出発する。7時30分に出発し、2回休憩(9時頃と11時ごろ)し、14時40分にベシサハールに着いた。5月はぎりぎりトレッキングシーズンとのことであるが、今のところ山は見えない。果たして明日から天気はどうなるか。雨天もあると思う。計画ではジャガット(標高1300m)までジープで移動して宿泊し、そこから2日かけてチャーメ(標高2713m)までトレッキングする予定であったが、カトマンドゥで許可証を取るのに一日余分にかかったのと、天気がどうなるかわからないので、明日は一気にチャーメまでジープで移動することにした(結果的にはこの判断が正解であった)。

5月8日17時50分チャーメ(標高2713m)のヌルプリンガ(Nurpulinga)ゲストハウスにて: ベシサハールでは朝にヒマラヤの雪山が見え、ここがネパールであることを実感した。本日、ベシサハールからチャーメまでジープで来た。ベシサハールでは簡単にチャーメ行きジープに乗れた。チャーメまで3,000ルピー。満席になるまで1時間以上待って(フランス人の5人組のパーティー(うち1人はガイド)が乗ってきた。)、9時15分に出発。滝のところの休憩所で1回休憩し、チャーメに13時30分ごろに到着。ジープの揺れが激しく、酷い車酔いを起こしてしまった。酔い止めを持ってくるべきであった。途中にACAPのチェックポイントが2か所あった。

そのうち1か所では、トロンパスを越えるには、ガイド又はポーターを雇うことが必須で、チャーメ又はマナンで探してくださいと言われた。ガイドやポーターは雇わないと決めていたので、少なからず動揺したが、一方で、1人ではトロンパスで天気が悪くなった場合に道に迷ってしまう危険性もあった。雇うのが義務であれば、この危険性が不可抗力的に解消するので、正直、安心したという一面もあった。また、雇う場合はTIMS登録カードが必要である(カトマンドゥのACAR事務局)らしいが、取らなかったので雇えない。せっかくここまで来たのにトロンパスは越えられないのではないかという不安も生じた。情報が不確定なので、とにかく、マナン辺りで確認しようと考えた。

フランスのパーテイーがチャーメの少し手前の村(徒歩で5分位)で降車したので、私も間違えてここで降車した。小雨の中チャーメまで歩き、最初のロッジに決めた。寒い。ベシサハールよりも標高が1900mほど高いからであろう。この先はもっと寒くなるので、上着を購入しないといけないだろう。また、アイゼンは持ってこなかったが、トロンパスは凍結しているかもしれない。トロンバス越えに黄色信号が灯った。このロッジに日本人の学者が一人宿泊されていた。災害の学術調査のためにマナンまで行ってきて、もう帰るとのこと。結局、この先では日本人とは1人も会わなかった。ロッジなどで聞いても日本人は珍しいとのこと。ジョムソンまでは日本語で話しかけられることはほとんどなかった。(不思議なことですが、私の外観で、中国人や韓国人ではなく、日本人とわかるようです。)このコース(アンナプルナ・サーキット)は長くかかるので、日本人は少ないのであろう。ホテルで2時間ほど横になっていたら、車酔いはましになった。

ベシサハールからヒマラヤを望む
ベシサハールの中心街

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