ネパールトレッキング4-1

アンナプルナサーキット

アンナプルナのトレッキングの集大成として、アンナプルナ・サーキット(アンナプルナ外周)のトレッキングを行いました。このコースのハイライトは5416mのトロン・パス(トロンラ峠)越えで、高山病が懸念されます。アンナプルナ・サーキットを目指した経緯は、1983年にジョムソンへ向かってトレッキング中にすれ違った日本人の家族がトロンパスを越えてきた(ただし高校生くらいと中学生くらいの二人のお子さん連れでしたので、多数のポーターを同伴していました)というので、うらやましく思い、いつかトロンパスを越えてみたい(できればガイドやポーターを雇わずに)と志してからの40年越しの夢でした。2019年にはアンナプルナ内院に訪れることができ、その次はアンナプルナ・サーキットだと決めていましたが、コロナに阻まれました。今回、コロナが収束してきたので、残されていたトロンパス越えに挑戦してみました。チャーメ(下の地図からはみ出していますが、地図上の上から約1/3の右端のマナンの東南約30km)から歩き始めました。

アンナプルナ周辺 地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング2018-19から引用

2023年5月5日18時55分カトマンドゥのアンナプルナロッジ(ダルバール広場に近い)にて: 昨夜の深夜のマレーシア航空で羽田を出発し、クアラルンプールを経由してカトマンドゥに昼頃に無事に着いた。アライバルビザ取得の手続きをして(コロナウイルスのワクチン接種証明は不要でした)入国したのだが、今回も予想外のことが起こった。本日は金曜日なのにタメル地区の銀行は閉まっていた。どうしてなのか少し気になったが、暑い中、ネパール観光局内のACA Preservation 事務局まで歩いてアンナプルナ保護区入域証(ACA Entry Permit)を取得しに行ったら、ここも閉まっていた。この日は5月5日でお釈迦様の誕生日(日本では4月8日だとされていますが、お釈迦様の生誕国のネパールでは4月~5月の満月の日)で祭日だったのである。守衛さんが明日の午前中なら開いていると教えてくれたで、カトマンドゥ滞在を一日延ばして、翌日に許可証を取り直しに行くことにした。

5月6日12時55分カトマンドゥのアンナプルナロッジにて: ACA preservation 事務局まで行って、ACA Entry Permitを取得した。3,000ルピーだった。写真が2枚必要(予め用意していた)。この事務局は祭日を除いて、日曜日から金曜日までは9時から15時まで、土曜日は9時から13時まで開いている。昨日のような祭日は年によって異なるので、事前にチェックしておく必要がある。2019年10月当時にはトレッキングに必要だった(必要だと思っていた)TIMS Registration Cardについて、ACAP事務局に聞いたところ、ガイドやポーターを雇う場合のみ必要とのことであった。2019年10月にアンナプルナ内院をトレッキングした時にガイドやポーターを雇わなかったが、道中でACAEPは何度が提示したものの、TIMSRSの提示を求められた記憶がない(当時不必要だったかどうかは定かではありません)。今回も雇わないつもりなので、TIMSRSは必要ないと判断した。ガイドやポーターはトロンパスに近いマナンで雇うことが可能であるので、雇う可能性のある人はここでTIMSRSを取っておかなければならない。(注 カトマンドゥのタクシードライバーや旅行代理では、トレッキングにはガイドやポーターを雇う義務があると言われましたが、この時は嘘だと思って相手にしませんでした。)

17時55分カトマンドゥのアンナプルナロッジにて: シャワーを浴びて、洗濯をして、ベシサハールまでのバスチケットを探しにタメル地区の旅行代理店まで行った。日本語をしゃべる怪しげなネパール人の店主が、ツーリストバスのチケット代は2,000ルピーだと言った。ローカルバスは500ルピーほどとガイドブックにあり、高すぎると感じたので、明日の朝にバス停まで行ってバスを探すことにした。このロッジ(アンナプルナロッジ)は夕方になるとWi-Fiが入りにくくなる(ネパールでは時間帯によって電波の状態が変化する所が多いですので、つながる時に連絡をしておくことをお奨めします)。

ネパールトレッキング1-1ジョムソン街道1(1983年)へ移る

ネパールトレッキング2-1ジョムソン街道2(2018年)へ移る

ネパールトレッキング3-1アンナプルナ内院(2019年)へ移る

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カトマンドゥのダルバール広場 2015年の地震による損傷からかなり復旧が進んでいた。

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