ネパールトレッキング3-7

アンナプルナ内院

2019年11月3日18時35分チョムロンのモナ・リザロッジにて記す。: 何から書けば良いのか。昨夜からの一日で、苦しいことと素晴らしいことが続けて起こったが、後者が勝っている。ゲストハウスのテントで寝たのだが、寒さは問題ない。通常の部屋より暖かく、夏山用の寝袋とゲストハウスの布団一枚で十分。セーターやカイロは不要。問題は咳が出続けて、ほとんど寝ることができなかったことである。うとうとしてもすぐに咳が出る。テントの中ではすることがない。地獄のような時間を過ごし、なかなか来ない朝がやっと来た。6時ごろ、みんながロッジ近くの丘に集まっていた。ここからアンナプルナI峰が朝日に輝く雄姿を捉えることができる。山頂から朝日が当たっていき、段々と下まで降りてくる。降臨とはこの状態を例えているのかもしれないと思った。山の写真を撮り、大満足。日本からはるばる時間とお金と体力をかけてやって来た甲斐があった。ここはネパールにおいて一般の人(特別な装備は必要がないという意味です)が楽しめることができる山岳風景では屈指の名所とのことである。今まで見た山岳風景では間違いなくベスト1で、ベスト2は去年のゴレパニのプーンヒルから見た山々であろう<ネパールトレッキング2-3>

朝日に輝くアンナプルナⅠ峰その1
朝日に輝くアンナプルナⅠ峰その2
マチャプチャレ(右、6993m)、ガンダルバチュリ(中央、6248m)、アンナプルナⅢ(左、7555m)
マチャプチャレとアンナプルナベースキャンプのロッジ群 
アンナプルナサンクチュアリロッジのオーナーのジュビーと

高山病は恐ろしい。咳が止まらなく眠れなかったのは高山だからだと思う。3650mのマチャプチャレベースキャンプではほぼ熟睡できたのに、4130mのアンナプルナベースキャンプでは眠れなかった。500mの差はあるのだろう(他にも同様のことを言っているトレッカーがおられました)。次にトロンパス(5416m)越えを目指しているが、高山病が心配になってきた。帰りは、咳で迷惑をかけるので、一部屋が取れるチョムロンを目指した。これもきつかった。咳は時々出る。昨日は一睡もしていない。(注 最後の急登では、日が暮れていて、心が折れそうになりましたが)なんとか到着することができた。

場所は忘れましたが、アンナプルナベースキャンプとチョムロンの間のチョムロンよりの所の茶屋から見える崖に、自然にできた(と聞きました)、仏陀に見える岩(白っぽい部分)がありました。

21時20分同所にて記す。: 日本から持って行った海外旅行用のWi-Fiはつながらなかった。10月30日にここに泊まった時は、20時頃に一度つながった。電波が不安定なのか、Wi-Fiの能力不足なのかどちらかである。各ロッジには無料のWi-Fiがあるので、そちらを利用する方が良いだろう。明日はガンドルンまで5時間かけて歩き、バス(1時間毎に出ていて、最終はガンドルン15時半ごろとのこと)でポカラまで行く。シャワーを浴びたい(ここのロッジにシャワー設備はありましたが、太陽の熱で温めているので、夕方は冷たくて使えなかったです)。このロッジはMBCやABCのロッジに比べて快適である。個室である。また、寒くない。奥地で寒さに慣れたせいか、10月30日に比べて暖かい。人が少ない。トイレがきれいである。

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