ネパールトレッキング2-6

ジョムソン街道2

2018年12月23日17:30マルファのネールゲストハウス(Neeru Guest House)にて記す。: 今日もエキサイティングな1日であった。昨夜は寒かったので、シャワーも浴びず、睡眠に専念した。咳はましになったようだ。8:40に出発。氷がはっている。カロパニを出てしばらくすると川幅が広くなり、平らになった。道がわかりにくい。通りかかったネパール人について歩いた。左手にダウラギリとトゥクチェピークが朝日に輝いて見える。すばらしい所に来たものだ。バスに乗っていれば素通りすることろだった。36年前に感動したが、ここは何回来ても感動するであろう。ラージュンまで来ると、チベット風の建物とダウラギリがなんとも言えない、いい味を出していた(2枚目の写真)。コバンでベジタブルチョウメンとレモンティーの昼食をとった。今はオフシーズンなので(それともトレッカーがバス開通のため来なくなったのか)、どこも客はほとんどいない。12時20分に出発。1時間ほどでトゥクチェに到着。どの村も同じように人は少ない。ポカラのような都市に流出しているのかもしれない。前回泊まったLaxmi Lodgeは閉まっていた。

カリガンダキ川の広い河原 奥にニリギリが見える。馬の隊列は車道の開通により減ったが、まだ残っていた。
カリガンダキ川の広い河原
ラルジュン ダウラギリを背景にしたチベット風の建物がいい味を出している
ラルジュン
コバンのレストラン 左から3人目のお姉さんが昼食のベジタブルチョウメン(野菜焼きそば)を作ってくれた。
コバンのレストラン

さらに1時間半、荒涼とした風景の中の車道を歩いて、マルファに到着。チベットの雰囲気が増している。ホテルはたくさんあったが、清潔そうで、混んでなさそうなホテルにした。昼間はお湯が出るとのことだったが、ぬるま湯しか出なかったので、シャワーはあきらめた。洗濯して街に出た。1899年に河口慧海が滞在していた記念館(入館料100ルピー)を見て感動した。仏像が並んでいる部屋があり、きれいに管理されている。チベット仏教を身近に感じた。ここの館長は昨年(?)日本に来ている。スカイツリー、浅草寺、鎌倉の写真をスマホで見せてもらった。河口慧海関連で招待されたのだろうか。夫人と娘と娘の夫を同伴している。マルファには、立派なお寺もあった。階段を50mほど上ったところにある。途中から見るマルファの家並みがとてもチベット的。

マルファのメインストリート ゲストハウスが並ぶ 飛行機でアクセスが簡単なジョムソンから観光客が来ると思われる。
マルファのメインストレート
河口慧海記念館 チベットの人たちがいかに真摯に密教に取り組んでいるかがわかるような気がした。
河口慧海記念館
マルファの家並み お寺への階段の途中から望む。ずっと見ていても飽きないほど、チベットの雰囲気が濃厚な家並みだった。
マルファの家並み

明日はジョムソンを通り過ぎてカグベニまで行く予定。4時間くらいで行ける。明日こそシャワーを浴びたいが、ジョムソンまでバスや飛行機で来る人で混んでいるかもしれない。ところで、本日はツーリストバスは上下1本ずつしか確認していない。飛行機は12月20日にゴレパニ手前で音を聞いただけである。アンナプルナの上を飛んでいるので、トレッキング道からはわからないのだろう。本日に限れば、南風が強く、欠航したのかもしれない。歩行には南風で本当に良かった。

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