ネパールトレッキング2-10

ジョムソン街道2

2018年12月27日8時45分ジョムソンのホテルスノーランドにて記す。: 風は強く飛行機は飛んでいない。9時になれば飛ぶか飛ばないかが決定されるので待っている。恐らく飛ばないだろう。その場合は、もう1日待っても飛ぶかどうかわからないので、バスでポカラまで行く。11時にツーリストバスがあるが、乗客が集まれば早く出発するという。

21時50分ポカラのシャンティゲストハウスにて記す。: 結局飛行機は飛ばず、料金を返却してもらった。ホテルに戻る途中、突然一人のインド人から、家族3人でポカラまで16,000ルピー(約16,000円)でジープをチャーターしたが、4,000ルピーで相乗りしないかと持ち掛けられ、応じた。悪路なので気乗りはしなかったが、明日にフライトがあるとは限らない。車に酔いそうになりながら、これまで歩いた道のりを逆行した。トゥクチェで写真休憩した。レテを過ぎてからは景色は良くなく、傾斜がきつく、こんなところをよく歩いたなと自分でも感心した。歩いているトレッカーはほとんどいなかった。ダナまで来て12時ごろになったので昼食をとり、インド人たちはタトパニで温泉を(入浴せずに)見学していた。ジープの揺れが酷く、我慢しながら乗っていたが、ベニ手前で(車道はタトパニの少し南に位置するフェンディからトレッキングルートを外れます)ジープの左の後輪の軸がずれていることがわかり、急遽修理することになった。ネパールの修理工がヒビの入った部品を取り出して、溶接して、約2時間半で直った。こんな悪路を毎日運転しているとサスペンションの部品はすべて悪くなるに違いない。ベニからは急に対向車が増え、道はやや良くなり、運転手は曲芸のように、対向車や通行人をかわしながら(追い抜きをして)、猛スピードで走った。事故が起きないのが不思議である。一回チャイ(紅茶)休憩をとって、20時ごろポカラのレークサイドに到着。もうこんなドライブはしたくない。インド人も悪路にびっくりしていた。インド人の娘は10歳で、毎日「くれよんしんちゃん」をテレビで見ている(注 ヒンズー語で吹き替えているとのこと。クレヨンしんちゃんがインドでも人気があることに驚きました。)。ポカラは暖かい。カグベニは寒くて、孤独感があり、気が滅入りそうであったが、ここは文明に包まれて、安心感がある。

トゥクチェにてインド人の娘と記念撮影 
トゥクチェにて記念撮影
タトパニにて インド人の家族は温泉が珍しいようで、興味津々で見学していた。
タトパニにて
ジープの修理 ネパールの修理工は設備が整っていないのに、器用に修理をした。
ジープの修理

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