2018年12月21日15時30分ガラップ(Gharap)のカリガンダキロッジ（Kaligandaki Lodge）にて記す。: シーカから車が増えた。ヒマラヤの山（ニリギリ？）が見えているが、トレッキング気分ではない。歩き始めて3時間で、タトパニのチェックポイントに来た。道沿いに温泉があったので、入浴した。客はまばら。裸で入らない露天風呂で、パンツをはいたまま入った。温度はややぬるめだが、気持ちよい。疲れ（それほど疲れていなかったが）を癒した。
ギャラップ（この日の宿、ダナの少し手前）は自動道から離れところにある。カリガンダキ川の東岸で、橋を渡らないといけない。間違ってこっちが本道と思って通りかかったところにロッジがあった。1階が食堂で、2階が客室で二部屋ある。電気の湯沸かし器があったが、作動してないみたい。昼に温泉に入ったので、シャワーは不要。どうしてこんなところにきれいなロッジがあるのだろうか。外国人はまず泊まらないだろう。夕食はダルバート（注 ネパールの定食）。ダル（豆のスープ）、ジャガイモとエンドウのタルカリ（注 カレー味の野菜の煮物）、サーグ（青菜の炒め物）、バート（ご飯）からなり、いずれもお代わり自由。
タトパニからジョムソン目指して歩き始めたが、時々バスやジープが埃を巻き上げて通り過ぎる。トレッカーはいない。バスが開通したからだろう。トレッカーは車走行の邪魔になる。36年経ってすっかり変わってしまった。もはや歩く意味がないと感じた。明日はバスでジョムソン近くのマルファまで行こうと思う。36年前の日記によると、途中に山がきれいな場所があるので、そこで途中下車しよう。
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