12月24日17時カグベニのホテルパラダイス(Hotel Paradise)にて記す。: 9時20分にマルファを出発し、11時まで風の強い車道を歩いて、ジョムソンへ。風は昨日より強く、時折砂埃が飛んでくる。ジョムソンの博物館は閉まっていた(注 2015年の大地震で損傷したのが原因と後で聞きました)。ジョムソンの町にはホテルがたくさんあった(多分30以上)。前回(1983年)は5-6件。前回泊まったホテルスノーランドの正面は銀行になっていた。ホテルスノーランドで昼食を注文したが、コックは36年前のおばさんの息子だった。おばさんはポカラの病院で検査しているとのことでしばらくは戻ってこない。現在は70才くらいだと思われるが、存命であった。2日後にここに泊まると言い残して、ジョムソンを12時30分ごろ出た。
ジョムソンの端にACAのチェックポイントがあった。強い南風の中、時々砂埃が舞っていたが、2時間半歩いてカグベニに到着。途中で気が滅入りそうになった。以前に泊まったレッドハウスホテルに泊まろうとしたが、年内の営業は本日が最後で、ホテルの従業員たちは明日ジョムソンへ帰るとのこと。連泊できないので、別のホテルにした。レッドハウスホテルのビッグブッダ(大きな仏像)を見たかったが、現在は(多分年末なので)その部屋に鍵がかかっているとのこと。ホテルパラダイスには15時30分ごろに到着し、お湯が出たのでシャワーを浴び、シャンプーをして、頭がすっきりした。宿の若おかみの情報で、カグベニのゴンパにもビッグブッダがあるとのことで、見に行った。昨年建った新しく立派な建物に、大きな仏陀や小さな千仏があった。撮影可能。古い建物(日本に帰ってからわかったのですが、1983年に来た時にも訪れていて、入り口が開いていたのですが、(怖くて)入れなかった建物です)は580年ほど前に建てられ、等身大よりやや小さめの現在の仏陀(金属製)、これより少し小さい過去と未来の仏陀もあり、更に塗り直された壁画があった。ここは神聖なところで、撮影禁止。新しい建物と古い建物の両方で入場料200ルピー。ここのお坊さんに案内してもらった。
夕食にチキンヌードルスープ、ベジタブルモモ、レモンティーを頼んだ。どれも美味しかった。特にベジタブルモモは日本の野菜ギョーザと同じであった。手作りで1時間弱かかった。本来なら、タレは辛いチベットのものであるが、ケチャップが付いていた。合わないので、日本から持ってきた小袋の醤油がバッチリと役目を果たした。明日は今回のトレッキング最高所のムクティナート(3798m)を往復する。荷物を軽くして、ホテルパラダイスまで16時までに戻ってくる予定。
ネパールトレッキング1-8(1983年)へ移る。 当時のカグベニの写真あり(後半の4枚)。
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