ネパールトレッキング4-5

アンナプルナサーキット

2023年5月12日14時30分ヤクカルカ(標高4030m)のホテルネイシャン(Nyeshyang)にて: トレッキングの3日目。8時40分にマナンを出発。少し先のテンギあたりまで車道が延びている。ここからは歩道のトレッキングとなり、馬や人が輸送手段。馬の落し物があちこちにある。これが気になる人にはネパールのトレッキングは勧められない。なだらかな谷合の道をゆっくり進む。左手後方にアンナプルナⅡ(7937m)峰とⅣ峰(7525m)(この2つは連峰である)、それにテンギを過ぎてから現れたアンナプルナⅢ峰(7555m)、今日の朝に雲がすっきり取れてはっきり見えだしたガンガプルナ(7455m)を見ながらのトレッキング。他にも多数のヒマラヤの山々が見えた。今もアンナプルナⅢ峰とガンガプルナはよく見えている。今日はとても天気が良く、風が弱く、暖かく、快適なトレッキングをした。途中でチャイ休憩と昼食休憩をして、13時40分にヤクカルカに着いた。本日は道がなだらかだった(標高差約550m)ので、高地に来ている感覚はあまりない。成り行きで集落の一番奥のロッジにした。集落から少し外れたところを含めると10件くらいのロッジがある。2018~19年用のガイドブックにはヤクカルカにはロッジは5件と記されているが、その後に増えたのであろう。他の場所でもトレッキング道沿いには建設中のロッジが散見されている。この辺りは草が生え始めていて、ヤクカルカ(ヤクの牧場)という地名の通り、ロッジの周りにもヤクが放牧されている。このロッジにはWi-Fiがない。昨日の夜中にマナンで使えたので、本日はなくてもたいして支障はない。ヤクカルカの他のホテルにWi-Fiがあるかどうかはわからない。トレッカーは少なく、このロッジには他に客はいない。コロナ前のシーズン中には満員になっていたのだろう。飽和酸素濃度は83で、高山病の兆しはなし。トロンパス(5416m)を越えるまであと2日。問題は峠越えを予定している明後日。天気が良く、風が弱いことを祈る。ピサンのゴンパでお祈りをしたご利益があるか、また、日ごろの行いが良いか(こちらは自信がない)が、明らかになるだろう。

マナンからアンナプルナⅡ峰(左)とⅣ峰を望む
マナンからガンガプルナ(右)を望む。アンナプルナⅢ峰は左の山の奥にあって、見えない。
ガンガプルナ
ガンガプルナ(左)とティリチョ・ピーク(右の白い山)
テンギを過ぎてから、ガンガプルナ(右)の左にアンナプルナⅢ峰(白いピーク)が見えだした。
アンナプルナⅡ峰(左)とⅣ峰
進行方向に見えた山々
茶屋のおばちゃんが釜戸でインスタントラーメンを作ってくれた(豆と香菜入りで180ルピー)。
ヤクとアンナプルナⅢ峰

5月13日4時55分。同所にて。: 良く寝た。19時過ぎから10時間近くの睡眠。昨夕、宿の人と話をしたところ、3月と4月がシーズンで、フランス、アメリカ、ドイツ、イスラエル、ロシアのトレッカーが多く、アジア人は少ないとのこと。5月は暖かくて、特に昨日はヒマラヤの山々がはっきりと見えた。トレッキングには支障はなさそうである。どうして5月にトレッカーが少ないのかはわからないとのこと。カトマンズやポカラからヒマラヤが霞んでいてよく見えないのが原因かもしれないと思った。

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