日本百名山の思い出の水

百名山比較分析

 登山の持ち物に水は必須です。たくさん持っていくと重いので、登山の計画を立てるときには、予想される気温、標高差、登山コース上の水場の数と位置を考慮して、持っていく水の量を決めます。これまで日本百名山を登って数多くの水を飲みましたが、印象に残っている思い出の水について記します。なお、私は水の味は感じませんが、登山道脇の水はいずれも冷たいので渇いたのどにはとても美味しいです。

 利尻岳の利尻北麓野営場から少し登ったところにある甘露泉:帰りにたくさん飲み、とても有難かったですが、甘さは感じませんでした。<頂上付近が立ち入り禁止になる(?)利尻岳>。 幌尻岳の山頂と幌尻山荘の中間にある命の水:7月の北海道でしたが予想外にとても暑くて、上りに水が足りなくなり、補給しました。この水が無ければ、山荘まで引き返していたと思います。北海道のキタキツネ生息域の水はエキノコッカスが原因の恐ろしい肝臓の病気になる恐れがありますが、利尻岳の甘露泉とここの命の水は湧き水なので、大丈夫だと思います。羅臼岳の銀冷水は飲んでいる人が多かったですが、湧き水ではないので私は飲みませんでした。<日本百名山で最も難しかったのは幌尻岳> 岩手山の不動平避難小屋の水:7月でしたがとても暑くて、水が必要だと予想して2Lを持ち上がりましたが、それでも足りなくて、ここの水がなければ山頂まで行くことができなかったと思います<東北の夏の日本百名山は暑い>越後駒ヶ岳の駒ノ小屋の水:上部にある雪渓が水源です。6月上旬には小屋まで雪渓がありましたが、8月上旬には頂上近くに僅かしか雪渓がありませんでした(写真)。8月中に水が無くなるのでしょうか。8月上旬の時には熱中症からの回復に役立ちました。<42年越しの枝折峠からの越後駒ヶ岳>苗場山の山頂直下にある雷清水:この時点で疲れていると最後の急騰が絶望的に感じますが、ここで水を飲むと元気が出ます<4回目のチャレンジで池塘を見た苗場山>八ガ岳の阿弥陀岳から西へ下ったところにある水場:登山道から少し離れていますが、ほとんど下らなくても行けます。8月でしたが水はとても冷たかったです。

越後駒ケ岳山頂付近の雪渓
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