日本百名山とロープウェイ

百名山比較分析

 深田久弥が日本百名山を発刊したのは1964年5月です。当時と比べると現在(2022年)は登山口までのアクセス方法がずいぶん便利になっています。車道が延びたり、ロープウェイ、ケーブルカー、リフトができています。深田久弥が意図する日本百名山の品格の中にはアクセス途中からの景色も入っています。日本百名山の魅力を満喫するためには深田久弥と同じ道を通る必要があることは明白です。しかしながら、百名山挑戦者には時間が限られているため、できるだけ山頂近くまで人力以外のものを利用したいという気持ちもあります。このバランスが重要だと感じています。私は山と渓谷社の日本百名山登山ガイド(上、中、下)(現在は廃刊になっているようです)を参考に、最短距離ではなく、できる限り百名山の良さを味わえるアクセス方法を採りました。しかしながら、登山時間を短くするために以下ではロープウェイやリフトを使ってしまいました。他にも車やバスで山頂近くまでアクセスしたケースもあります。今後は情報を集めて、アクセス途中から日本百名山の品格を味わえそうな深田久弥のルートを見つけて、そちらも登ってみたいと思います。

旭岳(旭岳ロープウェイ、黒岳リフト、黒岳ロープウェイ)<日本百名山達成は旭岳>、谷川岳(谷川岳ロープウェイ)、木曽駒ケ岳・空木岳(木曽駒ケ岳ロープウェイ)、白馬岳(栂池ロープウェイ)、五竜岳(八方尾根ゴンドラ・リフト、白馬五竜ゴンドラ・リフト)

2023年3月追記:武尊山の南にある川場スキー場と南東にあるスノーパル・オグナほたかスキー場のリフトが、それぞれスキーシーズンには登山に使用できます。私は積雪期の登山は苦手ですが、川場スキー場のリフトを使って武尊山を登ってきました<積雪期の武尊山>。驚くべきことですが、武尊山への登山者は、このリフトを使って、一年のうち3月が最も多くなっています。アクセスが短かくて登山できるからだと思います。一方、スノーパル・オグナほたかスキー場のリフトを使って武尊山を登山する人は少ないようです。

私は使っていませんが、悪路を迂回できるという点で便利なのが苗場山の和田小屋からのリフトです<4回目のチャレンジで池塘を見た苗場山>

黒岳ロープウェイ
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