鳥海山は外輪山からの眺めが良い

百名山登山記

 2021年9月29日に鳥海山を登りました。前々日の夕方に強い腹痛に見舞われたので、宿泊予定の国民宿舎太平山荘をキャンセルしようとしたのですが、少しの時間の差でキャンセルが間に合いまでんでした。貧乏性の私は宿泊代の5,300円がもったいないと考えて強行することにしました。その翌日は腹痛は収まっていましたが、酷い下痢で、なんとか車で太平山荘まで移動しました。登山当日はお腹の調子はかなり回復しましたが、力は入りません。体をだましだまし鉾立山荘から大物忌神社まで辿り着き、距離は短いですが、岩場で登りづらい新山を軽装でピストンしました。この岩場は大きな岩の連続で、日本百名山の通常ルートではかなり登りづらい箇所になります。

下の写真:八丁坂辺りから見る鳥海山。新山(左、最高地点)と外輪山(右)

八丁坂付近から鳥海山を望む
鳥海山山頂。山頂は狭く、収容人数は10人以下でしょう。

 この時点で体力的に限界近くになり、外輪山に登ろうか、来た道を引き返そうか(こちらも同じくらいの上りが途中にあります)悩んだ末、外輪山に登ることにしました。この選択が大正解で、外輪山から見る新山の景色は素晴らしいものでした(すぐ下の写真は外輪山から新山の眺め、その次の写真は外輪山から見る鳥の海)外輪山を登らないと鳥海山の良さは半減します。ペースはゆっくりで、休憩も含めて11時間10分で登山口から往復しました。体調がかなり悪くても志があればなんとか登れるものだと感じました。他に、登山中に体調が悪くなった例として、熱中症になった越後駒ケ岳の山行記事があります<42年越しの登山道を登った越後駒ケ岳>

外輪山から山頂(新山)と大物忌神社と山小屋が見えます。
外輪山から鳥の海を望む。
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