私は日本百名山を中心に登ってきました。百名山以外の山はあまり登っていませんが、その中で私が推奨する名山を３つ挙げます。これらはいずれも日本二百名山に入っています。深田久弥は、これら３つの山を日本百名山の選考に入れたが落ちてしまったと述べています。彼は直近で登った山が一番いい山だと言っているので、これらの山はずいぶん前に登ったのかもしれません。
１つ目は針ノ木岳です。扇沢→種池山荘→新越山荘（泊）→赤沢岳→針ノ木岳→蓮華岳→扇沢 と1泊2日の日程です。赤沢岳から針ノ木岳までは黒部湖を挟んで、立山や剱岳＜日本百名全で最も滑落の恐怖を感じるのは剱岳＞が良く見えます。種池山荘からは多く人が百名山の鹿島槍ヶ岳に向かいますが、このコースは混んでいません。景色が良い割には混んでいないので、徳をした気分になりました。コストパーフォーマンスがいいという感じです。蓮華岳から仰ぎ見る剱岳もいいです。2日目は休憩も含めて9時間15分かかっています。
2つ目は霞沢岳です。上高地→徳本峠小屋→霞沢岳→徳本峠小屋（泊）→新島々駅 と1泊2日の日程です。徳本峠小屋のご主人からは、時間がかかるので、徳本峠小屋で一泊してから霞沢岳を登った方がよいとのアドバイスを受けましたが、上高地を出発して霞沢岳を登って、なんとか明るいうちに徳本峠小屋に着きました。霞沢岳付近からは、穂高連峰の南面の景色が素晴らしいです。一日目は休憩を含めて10時間55分かかりました。ここも百名山ではないので、土曜日でしたが空いていました。こちらもコスパがいいです。
3つ目は奥大日岳です。山頂から見る剱岳がいいです。剱岳と抱き合わせで登れば良いと思います＜日本百名山で最も滑落の恐怖を感じるのは剱岳＞。私は剱岳を剱山荘からピストンした後、その日のうちに、別山乗越ー新室堂乗越ー奥大日岳ー大日小屋（泊）と進みました。大日小屋はアポなしで、混んでいましたが、食堂に寝かせていただきました。翌日、大日岳ー称名滝まで行きました。称名滝は日本一の落差で350mあります。一見の価値ありです。
まだ登っていませんが、秋田駒ケ岳の評判が高いです＜2023年に登りたい日本百名山＞。近いうちに登りたいと思います。また、雄阿寒岳も名山ですが、こちらは雌阿寒岳と阿寒富士との3点セットで100名山という考え方＜阿寒岳は雌雄の阿寒岳と阿寒富士の3山セット＞を私は推しています。
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