北アルプスと南アルプスの違い

百名山比較分析

 日本百名山は、北アルプスには15座、南アルプスには10座あります。百名山の中でも特に名山は両アルプスに多く分布していると思います。北アルプスと南アルプスにそれぞれ特徴があり、私が感じた違いについて記します。

 北アルプスは、槍ヶ岳(写真)<日本百名山達成者が最も好きなのは槍ヶ岳だと思う>や剱岳<日本百名山で最も滑落の危険を感じるのは剱岳>のように尖った山が多いです。一方、南アルプスは赤石岳(写真)などなだらかな山が多いです。北アルプスは南アルプスに比べて、できてからの年月が少ないのでしょう。危険な道は北アルプスに多いですので、北アルプスの方が登山技術は必要と考えられます。

 北アルプスの方が登山者が多く、山小屋も多いです。北アルプスには若い人や比較的登山歴の浅い人が多いように感じられます。南アルプスは熟練者が多いようです。北アルプスを登った後に、まだ登山に興味が持続している人が南アルプスに来るのではないでしょうか。

 アクセスは北アルプスの方がいいです。南アルプスの特に南側(塩見岳以南)のアクセスが悪いです。南アルプスは山小屋間の距離が長いので、体力が必要です。

 南アルプスの山小屋はシュラフ持参で寝具を使わなければ1000円引きになるようです。ライチョウはどちらにもいますが、北アルプスの方が多いようです。富士山は南アルプスからの方が大きく見えます<富士山は登るより遠くから見るのが良い>

北アルプスを代表する山の一つの槍ヶ岳。急峻である。手前は大キレット。
南アルプスを代表する山の一つの赤石岳。なだらかである。南アルプス有数のお花畑から望む。
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