東北の夏の日本百名山は暑い

百名山比較分析

 梅雨が明ければ本格的な登山シーズンになります。雪で登れなかった信州、東北、北海道の百名山に繰り出す方が多いと思います。私の場合、アクセスのしやすさから、信州、北海道(安価な飛行機LCCが使える)と登り、最後に東北地方の百名山が残りました。東北の夏山は暑かったという印象があり、山は涼しいという概念を覆された気がしています。その理由を考えてみました。①信州の百名山は3000m級なのに、東北は2000m級と標高が低い。②地球温暖化の影響で、15年ほど前より暑くなっている。③たまたま暑い日に登った。この中で①が最も寄与していると思います。

 主な履歴は朝日連峰(2019年8月12~14日)(上の写真)、飯豊連峰(2021年7月20~22日)<日本百名山を絡めた縦走のお奨め>、岩手山(2022年7月3日)(下の写真)、西吾妻山(2022年7月2日)です。いずれも普段より体力の消耗が顕著でした。大朝日岳はずっと全身が汗びっしょりの状態で縦走をしました。飯豊山はコロナを危惧してテントを持って登ったので、登りに標準時間を大幅に超えてしまいました。この日、門内小屋へは14時30分に到着しましたが、小屋内の温度は25℃を越えていました。岩手山は水が足らず、8合目の水に救われました。この日は盛岡で最高気温が34.8℃でした<日本百名山登山中に目撃した事故や病気><日本百名山思い出の水>。スケジュールに余裕のある方は、東北は真夏を外すことをお奨めします。東北の紅葉はすばらしいと言われていますので、9月下旬から10月初旬がよいかもしれません。

岩手山山頂。8合目の水が無ければここまで辿りつけませんでした。山頂付近の景色はすばらしいです。写真をよく見るとわかるかもしれませんが、山頂にはテントウ虫が大量にいました。
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