日本百名山登頂達成の証明について

百名山比較分析

 日本100名山の登頂達成者は何人くらいいらっしゃるのでしょうか。目指している方は多いですが、達成された方は少ないと言われています。達成者でご存命の方は、1万人から10万人の間ではないかと私は大雑把に推測していますが、正確な数はわかりません。そもそも達成は自己申告によるもので、証明書なるものはありません。百名山登頂達成の証拠となるものは頂上での本人の写真ぐらいです。ちなみに私は100名山の山頂での写真は1つ(剣山)を除いて保有しています。剣山でも撮ったのですが、ファイルを失くしてしまいました(後日撮り直しました。下記)。平ガ岳ではカメラを忘れて登山したのですが、この山は山頂までの行程がとても長い(<日本百名山で最も体力が必要なのは平ガ岳>)ので、直感的に恐らくもう来ないだろうと思って、当時(2008年7月6日)の画素数の少ないガラ携で写真を撮りました。山頂で自身の写真を撮ってない方もいらっしゃるかと思いますし、写真を証拠だとすると、パソコン上で合成して偽造することも可能だと思います。また、〇〇山を登ったという場合、現在行けるところの最高地点まで登らなければならないとする人(蔵王山だと熊野岳、那須岳だと三本槍岳)や、その山の特徴的なところまで行けばよいとする人(蔵王山だとお釜を見る、那須岳だと茶臼岳でOK)がいらっしゃるかと思います。私は前者の考えで日本百名山に取り組みました<最高地点に登り直した蔵王山、燧ヶ岳、大雪山>が、明確な定義はありませんので、その人の基準で山の良さ(深田久弥が言うところの山の品格)を味わえたのなら、どちらでもよいのではないでしょうか。

画素数の少ないガラ携で撮った平ガ岳山頂の写真2008年7月

2023年4月29日追記 先日(4月24日)に剣山に登って、頂上で写真を撮ってきました。この日は寒くて(リフト駅の登山の少し前の気温が2℃)、風がとても強く、薄着だったので、往復リフトを使って頂上ピストンにしました。頂上での写真を撮るという目的は達成しましたが、次郎ぎゅうまで行ってみたかったです。剣山山頂付近で樹木が無いのは、強風のためだと思います。

剣山山頂。百名山の山頂写真で、唯一ここだけなかったので、写真を撮るために訪れました。2023年4月

2023年8月8日追記 インターネットで調べたところ、日本百名山登頂の証明書を発行しているところがありました。しかし、これは自己申告によるもので、客観的に証明するものではないようです。将来的な技術革新(例えば、山頂で撮った写真の真偽を調べる技術の開発など)により、客観的な証明が可能になるかもしれません。

2023年10月6日追記 近い将来に、GPSと個人認証(顔認証、指紋認証など)を組み合わせた、日本百名山登頂を証明するアプリが出てくるかもしれません。

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