比較的登りやすい日本百名山(乗鞍岳など)

百名山比較分析

このブログでは到達するのが難しい日本百名山について書いてきました(日本百名山で最も難しかったのは幌尻岳日本百名山で最も体力が必要なのは平ガ岳日本百名山で最も滑落の恐怖を感じるのは剱岳)が、比較的登り易い日本百名山もあります。深田久弥が日本百名山を発刊したのは1964年5月です。当時と比べると現在(2022年)は登山口までのアクセス方法がずいぶん便利になっています。道路が開通したり、リフト、ロープウエイ、ケーブルカーが設営されていたりします。深田久弥が意図する日本百名山の品格の中にはアクセス途中からの景色も含まれていますので、日本百名山の魅力を満喫するためには深田久弥と同じ道を通るのがベストです。一方、登るのは苦手だけど美しい景色を楽しみたい方もいらっしゃいます。ここでは、車、リフト、ロープウェイ、ケーブルカーなどを使えば山頂へのアクセスが易しい日本百名山を紹介します。概ね頂上までの標高差が300m以下の百名山です。天気が良ければ、いずれの山頂付近からも素晴らしい景色が楽しめます。10座以上ありますが、その中で特に、頂上に到達するまでにかける労力の割には、良い景色が楽しめると思われる乗鞍岳と木曽駒ガ岳について記します(2024年10月追記)。

乗鞍岳(北アルプス) 乗鞍岳山頂からは、天気が良ければ近くに槍穂高連峰と槍ガ岳が望めます。私が最初に訪れたの1981年9月で、自転車で乗鞍エコーラインを通って畳平(2702m)まで行きました。乗鞍高原から畳平まではマイカーは禁止ですが、バスまたは自転車で行くことができます。天気が悪かったので畳平の山荘に宿泊し、次の日に登山道を自転車を担いで登りました(今思えば無謀なことをしています)。この時は頂上(3026m)から北アルプスがよく見え、感動したのを覚えています。自転車の後輪越しに槍ガ岳(左)と穂高連邦(右)が見えています(1枚目)。山荘で会って山頂まで同行した方が、山頂の神社で鈴を買うことを楽しみにされていましたが、残念ながら早朝で神社が開いていませんでした。2024年10月に43年ぶりに、今度はバスを利用して畳平(2枚目、ここのバス停の標識は特別仕様です)に行き、山頂(3枚目)を往復しました(上り約90分、下り約70分)。残念ながら北アルプスは雲に覆われていました。しかし、昼頃に山頂に着いたので神社が開いていて鈴を購入することができました(4枚目)。バス停から往復3時間足らずで3000m以上の山頂に行けるのは魅力です。ただし、交通費は、松本から電車とバスを乗り継いで行く場合(松本から電車で新島々まで行き、バスは乗鞍高原観光センターで乗り継ぎます。)、往復で約8,000円かかります。また、乗鞍高原観光センターまでマイカーで行く場合、その後のバス代は往復で約4,000円です。

乗鞍岳山頂から穂高槍連峰を望む。
後輪越しの左側に槍ヶ岳が、右側に奥穂高岳、後輪の外側の右に前穂高岳が見えます。

木曽駒ガ岳(中央アルプス) 千畳敷(2612m)までバスとロープウエイで到達できます。ここから山頂(2956m)までのコースタイムは上り40分、下り30分です。下の写真は千畳敷より宝剣岳を望んだものです。

山頂近くまで、車、リフト、ロープウェイ、ケーブルカーなどを使って行ける、比較的登りやすい日本百名山は上記2座以外に以下があります。岩木山、八幡平(八幡平の茶臼山は訪れる価値あり)、蔵王山(最高地点に登り直した蔵王山、燧ケ岳、大雪山)、筑波山、草津白根山、美ガ原、霧ガ峰、伊吹山(採掘されている日本百名山)、大台ガ原、剣山(剱岳ではありません)

なお、これらの山々は日本百名山の中では標高差が少ないということで登りやすいとしましたが、滑落や道迷いなどの山岳事故は他の百名山と同様に発生しますので、気を付けて登ってください。

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