ネパールトレッキング6-6

ネパールトレッキング

4月23日 昨日はキャンジン・ゴンパ(3,830m)に宿泊した。この日は本トレッキングのメインイベントのツェルゴ・リ(4984m)登頂に挑んだ。6時にポーリッジ(早朝なので、簡単に作れるメニューにしてほしいとロッジからの要望があった)の朝食をとり、ゆで卵とチャパティの弁当を作ってもらい、6時半に出発。標高差は1,150mほどある。私はガイドもポーターも使っていないが、実はこのトレッキングで一番心配したのが、ツェルゴ・リで道に迷うことだった。場合によってはこの日だけガイドを雇うことを考えていた。しかし、ロッジで聞いたところ、一本道でわかりやすいとのことで、どうやら道迷いの心配はしなくてもよそさうである。この日初めて、軽装でのトレッキングになった。しかし、体力が衰えていて、体調も万全ではなく(お腹の状態がよくない)、富士山よりも高くなったので空気の薄さが気になりだした。上りが本当にきつい。ランタン方面にトレッキングに来る人はほぼ全員がキャンジン・ゴンパまで来ると思われるが、ツェルゴ・リを登る人は少ないようだ(この日すれ違った人はガイドも含めて15くらい)。ほとんどの人はキャンジン・ゴンパ近くのキャンジン・リ(4,604m)を目指すようだ。ゆっくりと一歩一歩登山道を登る。振り返るとランタン・コーラが見える(下の1枚目の写真)。途中から前方にツェルゴ・リの山頂が見えてきたが、険しく、到達するのは直感的に無理かもしれないと感じた(2枚目)。

登山道からは東側(下の写真の1枚目 ガンチェンポ 6,387m)と南側(2枚目 ポンゲン・ドクフ 5,930mとナヤ・カン 5,844m(右))の雪山が良く見えていた。第2展望台(仮称、標高4,500~4,600mと推測)の直前には、キバシガラス(3枚目)とチベットセッケイ(4枚目)を見つけた。キバシガラスはキャンジン・ゴンパの集落にもいるが、この時、至近距離まで近寄ってきた。チベットセッケイは珍しいようであるが、昨年、ゴーキョ・リの山腹(5,000m弱)にもいた。

第2展望台では北側の雪山が間近に見えた。ここまで3時間半かかり、頂上まではさらに2時間かかると言われた。ロッジでは、ゆっくり上って頂上まで5時間と聞いていたので、「ゆっくり」ペースでも登れていないことがわかった。これが決め手となり、ここから引き返すことを決断した。登頂前は60-70%くらいの確率で登頂できると思っていたが、考えが甘かった。体力の衰えに加えて、普段からトレーニングしていないことが祟ったのだと思う。もう少し頑張ったら登れたという状況ではないので、残念だという気持ちはあまりない。第2展望台からだと、ツェルゴ・リがじゃまをして、遠くにある6000m級の山々の一部が見えないが、眼前に迫っているランタン・リルンやヤンサ・テンジが圧巻である。ここで写真を撮って下山することにした(下の写真の1枚目 ランタン・リルン 7,227mとキムシュン 6,745m(右)、2枚目 ヤンサ・テンジ 6,543m)。なお、上りで疲労したので、下山中に転ばないように、休みながら慎重に下った。ロッジには12時半に着いた。

ロッジで、洗濯して、弁当を食べ、ひと眠りして、3時半ごろゴンパに行った。ゴンパは開いていた。四十九日の法要が村を挙げて行われていた。読経、楽器の演奏、踊りを見学することができた。女性たちはゴンパ前の集会場に集まり、読経をしていた。法要は深夜2時まで続いたという。これまで、チベット仏教のゴンパの内部を見たことはあるが、四十九日の法要を見ることができたのは初めてで、人々のチベット仏教への信仰の厚さを改めて知ることができた。

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