4月22日 昨日はランタンで宿泊した。この辺りは夏になると世界有数の高山植物のお花畑になるというが、現在はそのような兆しはない。これから気温が上昇し、雨期になって降水量が増えると一気に高山植物が成長して開花するのであろう。雨が続いて山が見えず(ずっと見えないわけではないそうですが)、蛭が出るというので、その時期に来るのは躊躇している。ランタンの辺りはまだ富士山より低く、空気が薄いことによる息切れはそれほど感じない。また、このトレッキングコースには訪れる日本人が少ないのであろう。アンナプルナやエベレスト方面と比べて、すれ違ったネパール人に「日本人」だと言われた確率が低い。「中国人」や「韓国人」と言われたことが多かった。
7時40分にロッジを出発し、正面にガンチェンポ6387mを見ながらゆっくり進む。今日はずっとゆるやかな上りである。木が少なく、野鳥は少ないが、ヒマラヤイワヒバリがいた(下の写真1枚目)。進むにつれ、より多くの雪山が見えてきた(2枚目 ガンチェンポ(6,387m)真ん中、3枚目 ヤンサ・テンジ(6,543m)、4枚目 ポンゲン・トクプ(5,930m))。壮観である。12時ごろにキャンジン・ゴンパ(3,800m)に到着。富士山より高くなったが、高山病の症状は、たまに軽い頭痛がする意外にはない。前出のガイドさんに今日も会った。ロッジはたくさんあるが、彼女の姉が経営しているというチベット・ゲストハウスにした(5枚目)。すべての食事をそこで取るのなら宿泊費は無料とのことである。ただし、キャンジン・ゴンパは最奥地のロッジなので食事代は他の村よりも高めである。ドミンからは車道がないので、ここまでは食材をラバが運搬しているのだろう。途中で多くのラバの隊列と会った。





シャワーを浴びて(寒かったので、このあと軽度であるがお腹の調子が悪くなった)、洗濯をして、昼食を食べて、することがないので、近くのゴンパ(下の写真1枚目)に行った。普段は閉まっているが、明日はセレモニー(後で聞いたのであるが、四十九日の法要)があるので夜中まで開いているらしい。明日のトレッキング後に再訪することとした。ゴンパの近くのチーズ工場(2枚目、偶然であるが、チベット・ゲストハウスの主人が運営している)でヤクのチーズ(210gで400ルピー)を買った。常温でいつまでも持つと言われた(少し疑問に感じた)のだが、帰路のカトマンズ滞在中には気温が高いからか、油分が出てきた。朝食に食べたが、とても濃厚で美味であった。カトマンズ在住の人でもヤクのチーズはほとんど食べないらしい。この辺りのロッジでチーズ料理を頼むと、きっとヤクチーズを使っているのであろう。ここキャンジン・ゴンパは寒い。ランタンと比べて300mほどしか高くないのに、体感温度が随分違う。薄手のダウンを着ているが、中にトレーナーが必要である。あいにくトレーナーは洗濯して、乾いていなかったので、食堂のまきストーブで乾かした。明日はいよいよメインのツェルゴ・リ(4,984m)に登る。




コメント