このブログでは到達するのが難しい日本百名山について書いてきました(日本百名山で最も難しかったのは幌尻岳、日本百名山で最も体力が必要なのは平ガ岳、日本百名山で最も滑落の恐怖を感じるのは剱岳)。最も体力が必要だと思われる平ガ岳に次ぐロングコースは、皇海山(すかいさん)(1枚目の写真の右の黒っぽい山、左の雪山は日光白根山、赤城山山頂から望む)ではないでしょうか。群馬県側の栗原川林道が2019年10月の台風の影響で、現在、車が通れないようなので、栃木県側の銀山平から登ることになります。1日目は庚申山荘泊まりの1泊2日にするのが一般的のようです。1日目の標準時間は2時間20分ですが、2日目は標準時間で11時間20分かかり、平ガ岳の10時間20分よりロングです。体力的に自信のない方は、帰りも庚申山荘に宿泊すれば、2日目は9時間程度になります。ちなみに私は運が良かったのか、この台風のかなり前の2008年5月に栗原川林道を車で通って群馬県側の登山口から登りました(標準時間は往復で4時間30分)。栗原川林道は相当な悪路で、その時、自家用車(ジープタイプではなく、普通の乗用車)の底がダメージを受けて、修理費に約7万円かかりました。総合的に考えれば、運は良くなかったようです。なお、皇海山の山頂は木々のため視界がありません(2枚目の写真)。


国民宿舎かじか荘のホームページによりますと、更新山荘は建物の不具合のために2024年と2025年のシーズンは利用停止となっています。日帰りだと標準時間の合計が13時間40分ということになりますが、休憩や食費の時間も加えますと、いつも標準時間前後で登山している人は最低15時間くらいはかかりそうです。早朝の5時にスタートしてもゴールは20時になってしまいますが、鎖場など危険な箇所があるようで、真っ暗になってからは登山すべきではありません。健脚者でない方には、期間限定ですが、最も登るのが難しい日本百名山だと言えそうです。皇海山は2026年以降まで待った方がよいかもしれません。2026年4月に庚申山荘が使えるようになるとの情報もありますが、ご自身で確認してください。


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