群馬県内で、1月下旬~2月上旬に撮影した、トラツグミ(留鳥または漂鳥)、オオアカゲラ(留鳥)、および、ヒレンジャク(冬鳥)を紹介します。
トラツグミ ツグミ科 今回は一瞬の観察だったので、トラダンスを見ることはできませんでした。関連記事:冬の野鳥5 ツグミ科



オオアカゲラ キツツキ科 森の中で探鳥しているとドラミングの音が聞こえました。それほど大きくなかったので、アカゲラだと思って写真を撮ってみると、なんとオオアカゲラ(オス)でした。真冬のオオアカゲラはパワー不足になっているのかとも思ったのですが、先週に北海道で、林に響くクマゲラのドラミング(野鳥近影Jan2026-4)を聞いていたからでしょう。クマゲラのドラミングはオオアカゲラと比べて桁違いの音量です。オオアカゲラの名誉ために検証しますと、下の写真ではドラミングの結果、枝が折れそうなほどになっているので、決してオオアカゲラのドラミングは弱いわけではありません。
オオアカゲラとアカゲラの分布が重なっている地域では、アカゲラの方がずっと数が多いとのことです。そう言われれば、私が本州でオオアカゲラを観察したのは今回を含めて2回目です。オオアカゲラとアカゲラの違いは、大きさ以外に、オオアカゲラには脇に黒い縦斑があり、成鳥のオスは頭頂から後頭まで赤く、背に逆八の白斑がないことなどです。


ヒレンジャク レンジャク科 極東アジア特産のレンジャク類。冬鳥として全国に渡来し、西日本に比較的多い(キレンジャクは東日本に多い傾向)。渡来数の年変動が激しい。果実を求めて群れで移動する。キレンジャクと群れを作ることも多い。雌雄同色。過眼線が目先から冠羽の先まで達するのがキレンジャクとの違い。尾羽の先が赤いのが和名の由来。
ヤドリギの実を食べていました。熟すと赤くなるのですが、この森にはヤドリギの数が多い割には赤い実が少なく、黄色の実を食べていました。常連さんによりますと、この付近に50羽くらいいるとのことですので、今冬は当たり年のようです。私は年末年始にここから少し離れたところで、キレンジャクを観察しました(最後の写真)(野鳥近影Dec2025-3)。キレンジャクは10羽もいなかったのですが、ヒレンジャクの50羽くらいの中にキレジャクは混じっていないようです。あのキレンジャクはどこへ行ったのでしょうか。





野鳥の説明文は野鳥図鑑(日本文芸社)から引用しています。

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