12月末に、渋川市のお山の中腹にある公園(約800m)で観察したアカハラ(漂鳥)、群馬県内で観察したキレンジャク(冬鳥)(2026年1月上旬に撮影した写真も加えてあります)、および、前橋市の嶺公園で観察したキクイタダキ(留鳥または漂鳥)を紹介します。
アカハラ ツグミ科 アカハラは群馬県周辺では数が少ないので、狙って撮影できるものではないと思います。今回も偶然撮影できたのですが、このブログには4回目の登場となります。夏の野鳥2 ツグミ科、野鳥近影Oct2025-3、野鳥近影Nov2025-2

キレンジャク レンジャク科 特徴ある冠羽を持ち、ずんぐりした体形。全国に渡来するが、東日本に多い傾向にある。渡来数の年変動が激しい。雌雄同色で、長い冠羽があり、過眼線と喉が黒い。体全体が灰色で、頭部全体に赤みがあり、絹のような滑らかな質感の羽毛。尾羽の先が黄色いのが和名の由来。次列風切の先端にはろう状の特殊な物質からできている突起がある(2枚目と4枚目の写真参照)。近縁種のヒレンジャクにはろう状物質はなく、赤い色素のみ。
探鳥していると、10羽弱の鳥の群れが20mほど前方の木に止まりました。カメラ越しに確認するとツグミだったのですが、別の個体を見るとレンジャクでした。ツグミとレンジャクは一緒に行動していたようです。レンジャクは他の鳥にはない独特の風貌と気品を備えています。羽毛が絹のように滑らかであることが写真から伝わってきます。このレンジャクは尾羽の先端が黄色いのでキレンジャクです。赤い木の実を全身を使って必死に食べていました(4~6枚目の写真)。警戒心は弱く、10m位のところまで近づくことができました。






キクイタダキ キクイタダキ科 体長は10cmと日本の野鳥の中で最も小さく、そのうえ俊敏な動きをするので、カメラマン泣かせの野鳥です。私は、今年の2月に北海道の小清水町で高所にいるキクイタダキを腹側から撮影しました(冬の道東で見られた野鳥)。また、8月に、群馬県片品村の亜高山帯で水浴びしている姿を撮影し、長野県の妙高山の登山道で行きにも帰りにも群れに遭遇したのですが、成鳥のまともな写真を撮ることはできませんでした(夏の野鳥8 その他の科3)。今回は、前橋市の嶺公園でなんとか、トレードマークである頭部の「菊の花」の部分が写っている姿を撮影することができました。公園内にキクイタダキ狙いのカメラマンがたくさんおられたので、探すのに苦労はしませんでした。3日後に再度嶺公園を訪れましたが、私が撮影した日を最後に、キクイタダキは観察されていないとのことです。


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野鳥の説明文は野鳥図鑑(日本文芸社)から引用しています。


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