12月末に、群馬県富岡市の丹生湖で撮影したベニマシコ(冬鳥、ただし、北海道や青森県では夏鳥)、および、長野県岡谷市の塩嶺王城パークライン(通称岡谷林道)で撮影したオオマシコ(冬鳥を紹介しを紹介します。今回は赤い鳥でまとめました。ベニマシコとオオマシコはよく似ていますが、見比べると違いがわかります。
ベニマシコ アトリ科 ベニマシコは今年の1~3月にも丹生湖で撮影しました(冬の野鳥4 アトリ科)。その時のレンズはニッコールZ 180-600mm f/5.6-6.3でしたが、4月にニッコールZ 600mm f/6.3に変えました。ニコンの説明員の方が言われていましたが、今のレンズの方が立体的に写ります。重さ約1,4Kgで、手持ち撮影用のレンズとしてはとても性能の良いレンズだと感じています。1,2枚目はオス、3枚目はメスです。ベニマシコは野鳥の中では警戒心が強い方だと感じていますが、食時中は無我夢中になっていて警戒心が緩むようで、シャッターチャンスです。数羽で藪を転々と飛び渡って採餌していましたが、最も近くは15m位の所まで来てくれました。



オオマシコ アトリ科 一度は出会いたい赤い鳥。雪上にいるオスはひときわ美しく、ため息が出る。大群になることはなく、数羽で林道脇の地面を歩きながら、落ちている種子を採食する。オスはほぼ全身が赤色で、額と喉が銀色に輝く。メスは全身が褐色で、顔に赤みがある。若いオスはメスに似るが、赤味には個体差がある。
オオマシコは私が1年ほど前に野鳥撮影を始めたころから、最も撮影したい野鳥でした。しかし、昨シーズンは近隣のオオマシコの飛来地での観察報告はありませんでした。今年はオオマシコの当たり年のようで、12月末の時点で長野県岡谷市の塩嶺王城パークラインには数多くのオオマシコが飛来していました。ここにはオオマシコの餌となる木の実の種類と量が豊富で、餌付けはされていません。オオマシコは上述のベニマシコと違って警戒心が緩く、運よく採餌中の群れに遭遇しますと、近い距離(最も近かったのは5m)から長時間に渡って撮影することができます。写真は上から5枚が2年目のオス、その次の3枚がオスの若鳥、最後の3枚がメスと推定しています(2年目のオスとオスの若鳥の識別は頭と胸に白い部分があるかどうかで判断しましたが、間違っているかもしれません)。昨年はここにはオオマシコが飛来しなかったようですので、3年目以上の成鳥が群れを連れてきたはずです。しかし、ここに滞在している3年目以上のオスは数が少ないらしく、今回は残念ながら観察できませんでした。この林道には他の野鳥も見かけましたが、最も多く現れたのはオオマシコでした。オオマシコは前出のベニマシコと似ていますが、少し大きくて、丸々としています。オスは頭が赤いです。
2年目のオス





オスの若鳥



メス



この周辺にはオオマシコの餌となる木の実は豊富なようですが、水場はないのでしょうか。雨がと強くなってくると、アスファルトの道路の継ぎ目の隙間にたまった雨水で水浴びをしていました。こんな狭くて浅いところで水浴びをする野鳥は私の知る限りオオマシコくらいです。

ここ岡谷林道はイスカ(アトリ科 冬鳥)の飛来地としても有名です。11月に現れたという情報がありましたが、現在はいないようです。昨年、今年と2年続きで外れ年になりそうです。
野鳥の説明文は野鳥図鑑(日本文芸社)から引用しています。


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