11月上旬に群馬県内で撮影した、シメ(冬鳥)、アカハラ(漂鳥)、および、クロジ(漂鳥)を紹介します。
シメ アトリ科 冬鳥を代表する野鳥です。目先が黒く、目つきが悪そうに見えます。


アカハラ 先月はここ(標高約100m)よりも標高の高い赤城ふれあいの森(標高約1,000m)でアカハラの幼鳥を観察しました(野鳥近影Oct2025-3)。この個体はマミチャジナイ(野鳥近影Oct2025-1)と似ていますが、白眉が薄いです。日本野鳥の会群馬に問い合わせたところ、以下の回答をいただきました。「大雨覆に白い斑があるので幼鳥です。わりと明瞭な眉斑があるあまり見ないタイプですが、種はおっしゃるとおりアカハラですね。幼鳥の性は不明とするのが妥当です。脇の橙色が濃く、顔も少し黒っぽく写っているので、この色味が正しければオスかもしれません。ですが、私なら性不明とします。」


クロジ ホオジロ科 褐色系の色が多いホオジロ類としては、全身が暗灰色で異色の存在。北海道と本州中部以北のササが茂るブナ林や針葉樹林で繁殖し、冬は本州中部以南の平地のスギ林や常緑樹林などの暗い森に生息する。やぶの中の地上で種子を採食するため、なかなか姿を見せてくれない。オスは全身が暗灰色で、下嘴と足が肉色。メスはアオジのメスに似るが、黄色味がなく、腰が茶色い。
クロジを撮る目的でこの撮影地に来たのですが、1時間半ほど待っても現れませんでした。帰ろうとして三脚からカメラを外したら、種類が特定できない野鳥が近くに現れました。慌てて手持ちで撮影していると、少し遅れてその近くに黒っぽい野鳥(写真)が出てきて、一瞬ですが並んで水を飲んでいました。こちらはクロジのオスの若鳥であることがわかりましたが、慌てて水を飲むとすぐに飛んでいきました。最初に出てきたのは、クロジのメスまたはアオジのメスの可能性があります。今回のように、帰ろうとしたときに目当ての野鳥が現れることはしばしばあります。野鳥撮影では帰り時を見極めるのが難しいです。


野鳥の説明文は野鳥図鑑(日本文芸社)から引用しています。


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