2025年の夏季に栃木県で見られた、ホオジロ科のホオアカ(ホオジロ科、漂鳥)とアオジ(ホオジロ科、漂鳥または留鳥)を紹介します。
ホオアカ ホオジロ科 漂鳥 頬の栗色が目立つスズメ大の小鳥。草が密生している草原よりも灌木が混じる乾いた草原を好む。雌雄ほぼ同色で、胸に黒いT字の帯と茶色のネックレスのような線がある。英名は「栗色の耳のホオジロ」という意。
撮影した栃木県ではホオアカは準絶滅危惧種に指定されています。この撮影地には5月末と6月に合わせて4回訪れましたが、運よく4回ともホオアカを撮影することができました。一方、群馬県の準絶滅危惧種のマミジロ(夏の野鳥2 ツグミ科)は、私が撮影した場所では旅鳥のようで、滅多に姿を見ることはできません。県の絶滅危惧種には撮影しやすいものとそうでないものがあります。また、ホオアカには人懐っこい個体がいて、5mほどの至近距離まで来てくれました(2枚目の写真)。ホオアカは頬の栗色部分が目立ちますが、本家(?)のホオジロの頬の白色部分は小さくて目立ちません(冬の野鳥3 ホオジロ科)。なお、ホオアカは通常は漂鳥ですが、この撮影地では留鳥となっています。


アオジ 漂鳥または留鳥。黄色い小鳥なので、どこが青なのと思いたくなるが、頭の緑がかった色が和名の由来。夏は本州中部以北の山林で繁殖し、冬は平地に降りてきて越冬する。オス(下の2枚の写真)は頭が暗い緑灰色で、体面下は黄色。脇には褐色の縦斑がある。メスは淡黄色の眉斑がある。
アオジは冬季には平地でよく見られました(冬の野鳥3 ホオジロ科)。夏季になって見られなくなったと思っていたら、高原の木の上でさえずっていました。冬は一度もさえずりを聞いていません。春に平地から飛んで来たのだと思います。写真はいずれもオスですが、夏羽になっていて、目の先の黒色が濃くなっています。


夏の野鳥7 その他の科2に移る
野鳥の説明文は野鳥図鑑(日本文芸社)から引用しています。


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