小鳥の写真を撮り始めて3か月目の初心者ですが、北海道の東部に行く機会がありましたので、小清水町のバードウォッチングツアーに参加しました。持って行ったレンズは軽さを優先して、NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VRで、鳥を撮影するには焦点距離にも明るさにもやや物足りなさがあるレンズです。更に私の腕がよくないので、餌場に来ている鳥以外では、残念ながら良質な写真は撮れませんでした。
キクイタダキ 森に入った途端、いきなり、木の高いところにヒガラといっしょにキクイタダキが来ているとガイドさんに教えていただきました。群馬県への今冬の飛来数は少ないようで、私は見たことがありませんでした。驚いて夢中で写したのですが、拡大して明るさを加工するとなんとかキクイタダキというのが確認できそうです。ただし、下から撮ったので残念ながらトレードマークの菊の頂は写っていません。(2025年8月に群馬県の亜高山帯で菊の頂を撮影することができました。夏の野鳥8 その他3)

餌場付近まで進むと、以下の3種類のカラ類が集まっていました。
ハシブトガラ(推定) シジュウカラ科。国内では北海道のみに分布します。コガラに酷似していますが、頭の黒に光沢があり、嘴がやや太く、上下の合わせ目が黒っぽいという違いがあります。コガラ(2枚目の写真、群馬県で写しました。)との判別はガイドさんでも目視ではできないとのことです。私にとっては写真でも判定できないのですが、この辺りにはコガラが少ないので、ハシブトガラとさせていただきました。もしもコガラだったらごめんなさい。


シロハラゴジュウカラ ゴジュウカラ科。ゴジュウカラは頭を下にして幹を逆さまに降りる、器用な動きをする鳥。ゴジュウカラの下尾筒は赤褐色で、「けつ腐れ」という気の毒な異名がある。北海道にいる亜種のシロハラゴジュウカラはその部分が白色である。
シジュウカラと名前が似ているが科は違います。この辺りにも本家のゴジュウカラはいるとのことですが、写真(1枚目と2枚目)の鳥は亜種の方だと思われます。3枚目の写真は群馬県で撮った本家のゴジュウカラです。



ヒガラ シジュウカラ科。日本のカラ類では最小。喉が黒く、類似のシジュウカラ(冬に低地で見られる小鳥1)の喉から腹までの黒い線をネクタイに対して、本種の喉の部分を蝶ネクタイに例える人もいます。頭に寝ぐせのような冠羽があります。冬はシジュウカラやキクイタダキなどと混群になります。この森ではよく鳴き声が聞こえました。

キバシリ キバシリ科。幹に平行にとまり、下から上へとらせん状に登る。行きにも見かけたのですが、帰りに写すことができました。この鳥は警戒心がそれほど強くないのですが、羽色が樹皮そっくりなため、動いていないとなかなか見つけにくい鳥です。

シマエナガ エナガ科。留鳥。エナガの亜種で、エナガにある黒く太い眉斑がなく、頭部は純白。雪の妖精とも言われている。キバシリを写していると、ガイドさんはシマエナガの鳴き声が聞こえてきたと言われ、その通りに、間もなくツガイのシマエナガがやってきました。いつもならすぐに通り過ぎるようですが、この日は遠方から来ている私へのサービスでしょうか、姿を見せてくれていた時間は長かったようです。しかし、まるで忍者のように木々の間を動き回るため、カメラ操作に慣れていない私には良い写真をとることができませんでした。なんとかシマエナガだとわかる写真が1枚だけ撮れました。木々の間を軽業師のように動き回るシマエナガはとても人気があり、バードウォッチングはしないけれど、シマエナガだけを見るためにツアーに参加される方もおられるそうです。エナガ(2枚目の写真で、群馬県で写しました。)との顕著な違いは、黒く太い眉斑があるかないかです。私はエナガも同じくらいに可愛いと思います。どうしてエナガの人気が出ないのかが不思議です。


今回は3時間のツアーでしたが、ガイドさんのおかげで、キクイタダキ、キバシリ、シマエナガの写真を撮ることができました(素人の拙い写真で恐縮ですが)。もしも私一人で同じ道を行ったとしたなら(実際には道を知らなかったですし、ツアーでお借りしたスノーシューないと行けなかったです。)、餌場付近に来た鳥しか写せなかったでしょう。なお、直前に他の二人がキャンセルされ、その時間帯の参加者は私だけでしたので、写真を撮る十分な時間がありました。上記の鳥以外に、アカゲラの姿を見ましたが、写真を撮ることはできませんでした。これから、この森では樹液が出始め、鳥が増えてくるようです。葉が生い茂る前の森(年によって多少違うのですが、5月ごろ)がお奨めとのことです。また、近くの原生花園は6月が良いとのことです。
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