野鳥近影Jun2026-7

野鳥撮影

今回は6月下旬に栃木県で撮影したアカゲラ?(留鳥)とコマドリ(夏鳥)の写真を掲載します。

アカゲラ? キツツキ科 脇の模様から当初オオアカゲラ(野鳥近影Feb2026-2)と考えていましたが、私が毎日読ませていただいているブログに、タイミングよく同様の写真が掲載されていました。ブログオーナーさんは、最初はオオアカゲラだと思ったそうですが、アカゲラの幼鳥だと結論されていました。

日本野鳥の会群馬に問い合わせたところ、「背に白斑がほぼないので、やはりアカゲラの可能性が高そうですね。オオアカゲラなら背の下半分から腰の前半にかけてが広く白いので、もう少し白い部分が見えると思います。胸にも縦斑があるようですし、こういう個体を画像だけで判断するのは本当に難しいと思います。」との回答をいただきました。アカゲラだとすれば、頭の赤部分が長いので、幼鳥であると思われます。今の時期は幼鳥が各地でうようよと出現しますので、いつもと異なる外見の野鳥を見かけたら、幼鳥かもしれないと思って判別する必要がありそうです。

コマドリ ヒタキ科 声はすれども姿は見えない鳥の一つ。九州以北では夏鳥。ササなどの下草がよく茂った亜高山帯の森に生息するが、北海道と伊豆諸島には平地林にもいる。馬のいななきのようなヒンカラカラカラという囀りが和名の由来。オスは顔から体上面が鮮やかな赤褐色。メスはオスの羽色をくすませた印象。本種とウグイスとオオルリは特に鳴き声がよい鳥として三鳴鳥という称号を与えられていた。(出典 野鳥図鑑(日本文芸社))

今年の5月中旬にコマドリを写した(野鳥近影May2026-2)のですが、ブログに掲載可能なものは1枚だけでした。この1枚は真逆光で、撮影時にかなりの露出補正を行ってはみたものの、コマドリの美しい色が表現できていません。この写真を見ていただいた方々には申し訳なく感じていました。そこで、本来のコマドリらしい写真を撮るため、同じ場所を一月半ぶりに再訪してみました。今回は非常に運が良く、3個体を至近距離(約5~10m)から撮影することができました。

個体No.1 撮影ポイントで1時間ほど待っていましたが、前回来た時よりも聞こえてくる囀りの数が少なかったので、あきらめて、弁当を食べてから帰ろうとした時でした。目の前から突然囀りが聞こえてきました。急いで弁当を片付けて、藪の向こう側をそっと覗くと、枯れ木の先端にコマドリがいるのが見えました。囀っていたのでオスです。ゆっくり近づいたところ、少し飛びましたが、近くの枝に止まってこっちを伺っていたので、その隙に写真を撮ることができました。

この後、この付近に1時間ほど滞在していました。ときどき近くから囀りが聞こえたのですが、姿を見つけられなかったり、姿が見えても暗くて写せませんでした。上述の1個体の撮影ができていたので、満足して帰ろうとして少し歩いたところで、2羽の小鳥が飛んでいるのが目に入りました。

個体No.2 そのうちの1羽が近くの枝に止まりました。個体No.1と比べて色が鮮やかではないのでメスだと推定しています。枝間を短く飛んで移動し、ゲッゲッと地鳴きしながら、しばらくは私の周りにいました。侵入者に対して威嚇していたのかもしれません。メスはオスと同じ数いるのでしょうが、囀らないので見つけづらいと思います。

個体No.3 個体No.2と入れ替わるように私の近くに来ました(先ほど飛んでいた2羽の片方かもしれません。暗かったので、後で写真を見るまで入れ替わったことに気づきませんでした)。鳴きませんでしたが、色鮮やかなので、この個体はオスと推定しています。個体No.2と同様に、コマドリとしては珍しく近づいてきたのですが、威嚇していたのでしょうか。人に対する好奇心から近づいて来たようにも思えました。

この撮影ポイントでは前回に比べて聞こえた囀りの数は少なかったのですが、撮影した3個体はどうしたわけか、至近距離まで来てくれました。この地に渡って来てから2か月以上は経っていると思われ、もしかしたらその間に人慣れしたのかもしれません。日頃の行いには自信はありませんが、この日はとてもラッキーな日でした。

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コマドリの写真はこちらにもあります。野鳥近影Jul2026-3

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