野鳥近影Jun2026-3

野鳥撮影

今回は、2026年6月9日に阿寒国立公園のオンネトー周辺で撮影した、コサメビタキ(夏鳥)とエゾライチョウ(留鳥)の写真を掲載します。エゾライチョウ(未撮影)とクマゲラ(一度撮影:野鳥近影Jan2026-4)は北海道にしか分布しておらず、それぞれ遭遇するのが難しいとされています。この度の北海道遠征での撮影確率を上げるため、前田一歩園財団の認定ガイドの川村純一さんにガイドをお願いしました。結果として、幸運にもエゾライチョウを撮影することはできました。しかし、クマゲラは、声は数度聞いたものの、姿を見ることはできませんでした(そのうち一回はすぐ近くまで来ていました)。川村さんは鳥の鳴き声に対して非常に感度が高く、特にクマゲラは個体の声を聴き分けることができ、本日は6羽いたと言われていました。北海道にクマゲラは500羽ほどしかいないという説もありますが、川村さんは2,000羽くらいはいるのではないかと思うとのことでした。

コサメビタキ ヒタキ科 この野鳥はいつも高いところにいるように思います。

エゾライチョウ 北海道の森にすむライチョウ類。ハトよりも大きく、ずんぐりとした体型。留鳥として北海道の低地から亜高山帯までの森に生息する。林道を歩いていると突然飛び立ち、近くの木の枝にとまる姿を観察することが多い。雌雄ともに全身が褐色に白いうろこ模様の羽で、オスは喉が黒く、目の上に小さな赤い肉冠がある。メスは目の上に赤い肉冠がなく、喉もオスほど黒くない。(出典:野鳥図鑑(日本文芸社))

うっそうとした森で、しかも小雨が降っていましたが、ガイドの川村さんのお陰で見つけることができました。10mくらい先の切り株の上に止まっていて、しばらくの間、置物のようにあまり動かずにこちらを伺っていました(本当の話ですが、いっしょに探鳥していた人の中に、最後まで置物だと思っていた天然系の方がおられました)。白くぼんやり光っていて、あたかもこの森に棲んでいる精霊のようでした。エゾライチョウは今回が初撮りです。この個体はオスです。ISO感度を低く抑えたかったので、撮影時にわざとマイナスの露出補正をして、撮影後にプラスの露出補正をしました。1枚目の写真は、私がこれまでに撮った野鳥の写真の中で最も気に入っている写真の1つです。

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