チトワン野鳥撮影1-1

野鳥撮影

2026年4月11日~19日にアンナプルナ南麓のゴレパニとガンドルンを、野鳥撮影を兼ねてトレッキングし、高地の野鳥をいくつか撮影することができました(ネパールトレッキング7-1~7-6)。一方、チトワン国立公園には、ネパール全土にいる約半数、世界全体の約5%に当たる450種類以上の鳥類が生息しているとされています。私は青色が鮮やかなアオショウビンと独特の風貌をしているヤツガシラの写真を撮りたいと思いました。後者は日本に希に迷鳥として来ることがありますが、よほどの運がなければ撮れません。このような経緯で、アンナプルナ南麓のトレッキングの後にチトワン国立公園に寄ってみました。なお、持参したレンズはニッコールZ 28-400 mm F4-8 ズームで、国内で使っているニッコールZ 600mm F6.3 単焦点より解像度が落ちることをご了承ください。

2026年4月20日 ポカラからエアコン付きバスでチトワンの観光拠点のソウラハに移動。ガイドブックには所要時間約6時間となっているが、4時間ほどで着いた。外国人はほとんど乗っていなかった。チトワンは暑い。最高気温は37度くらいで、関東の真夏並み。ホテルは街の中心部のガイダチョーク(ガイダはネパール語でサイのこと、チョークは交差点)の近くのソウラハアドベンチャーホテルに決めた(トイレ・シャワー付き、エアコンなしで一泊1500ルピー(1ルピーは約1.1円)、このホテルの部屋は広いのでエアコンなしでもなんとか大丈夫であった。エアコンありの場合は一泊2000ルピー)。ホテルの前にあるアクティビティーの代理店に相談したところ、個人で野鳥撮影するには、一日2,000ルピーの国立公園入場料に加えて、人を二人(一人はバードウォッチングのガイド、もう一人は猛獣から身を守るための護衛)雇わないといけないとのこと。5時間だと全部で8,000ルピーと言われたが、7,000ルピーにしてもらった。夕方、ホテルの付近を散策して、野鳥を1種写した。

コウラウン

4月21日 ホテルの近くの食堂が6時に開いたので、朝食を済ませ、ガイドと護衛(下の写真の右がガイド、左が護衛)を伴って7時に野鳥撮影に出発。ラプティー川の対岸にいきなりアオショウビンを発見した。しかし、遠すぎる。渡し船で対岸に渡った。森に入る前に、サイが突進してきたときの対処方法の指導を受けた。ここではサイが一番危険とのこと。大きな木の陰に隠れること、もしも近くに大きな木がなかったら、何でもいい(帽子でも可)からサイ目がめて投げること、そうするとサイはコースを変えるらしい。ラプティー川沿いのジャングルを南に歩いたのであるが、次々に、動物や野鳥が現れた。野鳥については比較的近くに来たものについてのみ、ブログに掲載可能な解像度の写真が撮れた。現れた順に写真を掲載した。ガイドは英語が堪能で、わかりやすく説明してくれる。見つけた野鳥全部の英語名を知っていて、動物や野鳥を見つけるのがとても速い。飛んでいる野鳥を見て、飛び方や羽音で種類がだいたいわかるようだ。ただ、私は鳥の英語名については勉強不足で、Hen Harrierがハイイロチュウヒで、Indian Rollerがインドブッポウソウであることは後で知った。トラを見たかったのであるが、数が少なく、朝と夕方しか現れず、滅多に見ることができないらしい。しかし、足跡はどこにでもあるようで、ウォーキング中にトラはいないのかと聞いたところ、ガイドは地面を指して、「これがトラの足跡です」と教えてくれた。チトワンにカバはいないとのこと。このサファリウォーキングで、トレッキングとは異なるネパールの魅力を体験することができた。ほどよい疲れとともに12時にウォーキングを終えた。後で調べて分かったのだが、この日は絶滅危惧種の動物2種類(サイとワニ)、準絶滅危惧種の鳥類3種類を撮影していた。

カタグロツメバゲリ 準絶滅危惧種

インドガビアル 絶滅危惧種 魚しか食べないので、人には危害を加えない。チトワンにいるもう一種類のワニのヌマワニは人を襲うことがある。

アオショウビン White throated kingfisher アオショウビンはチトワンで頻繁に見かけたが、警戒心が強く(3枚目の写真は葉の裏に隠れたつもり?)、なかなか近くでは写真が撮れなかった。日本では、1994年4月に沖縄県石垣島、1998年4月に沖縄県西表島での観察記録がある。

スキハシコウ コウノトリ科 名前の通り、上下の嘴の間にすきまがあるのが特徴である。

ハイイロチュウヒ?  おそらく雌 オスは淡い灰色で、翼の先が黒いエレガントなカラス大のタカ。冬鳥として飛来するが、数は少ない。翼をV字型に広げてヨシ原の上を飛行するが、羽ばたき飛行も頻繁に行う。メスは全体が褐色でチュウヒに似るが、体下面が白っぽく、腰の白がはっきりと大きい。(出典:野鳥図鑑(日本文芸社))

ガイドがこの野鳥を小型の猛禽のHen Harrierだと思うと言っていたが、私はこれまでにハイイロチュウヒを見たことがなく、まさかこの野鳥がハイイロチュウヒの可能性があるとは思わなかった。

インドサイ 絶滅危惧種 2018年における生息数は、3,588頭(インド2,939頭、ネパール649頭)と推定されていて、絶滅寸前であるが、この日には少なくとも10頭は見た。ソウラハでサファリをすると見られる確率は高いと思われる。動物園のサイでは満足できない、サイ好きの方はここに来ればよい。迫力はあるが、危険である。ガイドと二人で15mほどの所まで近づいて写真を撮っていたら(2枚目の写真)、後方にいた護衛がこぶしより大きな石を握りしめて、サイの突進に備えてくれていた。

インドブッポウソウ 準絶滅危惧種 青い鳥が飛んでいた。ガイドは、アオショウビンとは別の青い鳥のIndial rollerだと教えてくれたが、ブッポウソウの仲間であることは後で知った。

コウオクイワシ 準絶滅危惧種 魚を食べるワシで、湿地の枯れ木の上にいた。

アカアシトキ 木の上で動かなかった。写真を撮った時は、まさかトキの仲間とは思わなかった。

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