野鳥撮影を始めて1年3カ月ほどになります。小鳥を中心に、主に群馬県で、四季折々の野鳥を撮影してきました。これらの中に、一際鮮やかな色彩を持つ野鳥を色ごとにまとめてみました。
赤はベニマシコ(オス)とアカゲラを選びました。ベニマシコのオスは顔と腹部の全体が赤いです。アカゲラは下腹部が赤いです。アカゲラと似ているオオアカゲラ(3枚目)の下腹部はアカゲラほど赤くはなく、アカゲラの方が美しいと思います。しかし、バードウォッチャーにはオオアカゲラの方が圧倒的に人気があります。その理由はオオアカゲラの数が少ないからです。この世界では美しさより珍しさが優先されます。



橙はジョウビタキ(オス)、アカハラ、キビタキ(オス)を選びました。ジョウビタキのオスは鮮やかな橙色の腹部をしていますが、以外にも冬の市街地で見かけることもあります。アカハラの腹部は赤ではなく橙です。キビタキの橙は黄色に近いです。夏の森林で美声が聞こえてきます。



黄色はマヒワ(オス)とアオジ(オス、夏羽)を選びました。マヒワのオスは体の大部分が鮮やかな黄色です。冬鳥で、今冬はたくさん飛来しました。この観察ポイントではマヒワだらけだったので、飽きてしまって写さない人もいました。アオジのオスは、冬羽(3枚目)よりも、夏羽(2枚目)の方が黄色が濃いようです。



黄緑はアオゲラ、メボソムシクイ、メジロです。アオゲラの生息数はオオアカゲラより多く、アカゲラより少ないです。メボソムシクイは夏の亜高山帯で「ゼニトリ、ゼニトリ」と鳴いています。メジロはウグイス色をしていますが、ウグイス(4枚目)は茶色っぽいです。梅花に来るのはメジロですが、ウグイスだと思っている人が多いようです。ウグイスは警戒心が強く、さえずりはよく聞きますが、なかなか姿を現しません。




青はルリビタキ(オス)、オオルリ(オス)、クロジ(オス)を選びました。ルリビタキは3年目以上のオスだけが青く、幸せの青い鳥と言われています。オオルリは鳴き声もすばらしく、天が与えない二物を持っています。また、オオルリの青は構造色で、光の反射で青く見えます。クロジのオスはよく見ると青っぽいです。アオジと呼ぶ方が妥当かもしれません。本物のアオジはキイジと呼ぶ方がぴったりです。



紫の野鳥は珍しく、私がこれまでに撮影したのはハギマシコ(オス)だけです。

黒は、クロツグミ(オス)、マミジロ(オス)、クマゲラを選びました。クロツグミは美声の持ち主です。マミジロとクマゲラは生息数が少なく、見つけるのが難しいです。クマゲラは北海道と北東北にしかおらず、それぞれ、500羽、100羽と言われています。マミジロの日本での生息数はわかりません。



白はユキホオジロを選びました。浜辺の雪の妖精と呼ばれています。真冬の北海道野付半島で撮影しました。オジロワシなどの猛禽類から身を守るため、保護色でわかりづらくなっています。

以上、色鮮やかな野鳥を選びしました。ほとんどがオスです。鳥は人と同様にパートナーを外見で選ぶ傾向にあるとのことです。メスは綺麗なオスを選ぶことにより、オスはより色鮮やかに進化したと考えられています。なお、ネパールにも色鮮やかな野鳥がいて、渡りの途中に迷って日本に来れば(こういう野鳥は迷鳥と呼ばれているようです)人気が出そうな野鳥もいます。ネパールトレッキング6-1 ~ ネパールトレッキング6-10


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